昨日熱海に行きましたが、目的はハイキング。
まずは十国峠ケーブルカーで頂上まで行き、そこから縦走的に岩戸山頂上を経由して、伊豆山神社で降りる、というコース。
ハイキングに行く気になったのは、今年はキノコが多いって聞いたから。
しかし、いくら多いとは言え、単に山に行けばキノコがいるとは限らない。
いるとこにはいるが、いないとこにはいない。
山だろうが、身近な公園だろうが、道端だろうが同じく。
街中の某所に毎年出てくるジャガイモ茸
公園のオオシロカラカサタケ
スーパー横の歩道
県立美術館のプロムナード
ってわけで(?)山行けば、キノコの山が待ってるわけではなくて、考えが甘かったなあー、まあいつもの事だが、と思いながら歩いていたら・・
あーっ!あった!あった!
なんか、こーいう形のイタリア系餃子みたいの無かったか?
で、キノコって一つ見つけると・・
後はわりとなし崩し的に見つかったりする。
いや、多分キノコが生えやすい養分となる朽ちた木とがあるからどうしてもそこあたりに集中する、生えやすい場所ってわけなんだろう、
これなんかアイスクリームみたいな形!
江ノ島のシーキャンドルみたい!
おぉ!ノウタケ系!
真ん中に穴があるが、ここから胞子を飛ばします。
葉っぱにピント合ってますが^_^;;;
これなんかは触り心地が低反発クッションみたいでした!
対するこれは、紙風船みたいでした。
こんな写真でなんだが、穴の中に胞子が見えます。
まだ、穴空いてない若いキノコ。
写真では見えないけど、つつくと煙みたいに胞子がでます。
これ、桐生市の花パンみたい!
お菓子みたいだねー。
そして、今回の極め付け!!
ええーっ!あ、あれはっ!!
もしかして、タマゴタケですか!
図鑑とかでは見るが生では初めて!
まるでミニトマトみたいな色艶です!!
うわあ、行って良かったよぉぉ、と大満足!感涙!
あ、キノコ狩りではないので、取るのは写真だけ!ですよ。
私は自分だけで山のキノコ取って食べる勇気は無い。
今年はキノコ豊作だから、キノコの食中毒に注意!とされてもおりますが。
一般的にはキノコつうと、食べられるか、食べられないか(毒キノコか?)あるいは、薬になるか?的視点からしか見る人が少なくないとか。
まあ、それもありだけどさ、もっとキノコ本来の生態や姿の面白さに興味を持って愛でて欲しいなーって勝手に思ってます。
しかし、キノコって山の中と言うか、植物に混ざってるとなんか明らかに「異質」な気がする・・
山水画の掛け軸の中に岡本太郎が混ざってるよーな^_^;;
神様がこの世界の全ての生き物を作ったつうなら(もちろん私はそんなの信じてないが)植物をデザインして作り出した神様とキノコを作った神様って絶対別人だよな!って思う。
作風違いすぎる(爆)
あるいは、50歳前後のルドンだな!(爆)
なーんかキノコのデザインってアートと言うかモダンと言うか、自然の産物よりも人間チックな気が。
まあ、キノコ自体が生物としては植物よりも動物に違い菌類である、つうのもあるかも←かなり大雑把
いや、キノコの方がずーっと人類より先輩だから人間のアート感はキノコに影響を受けている、と考えるべきなのか?
となると、マタンゴはありですな!とか、超飛躍するのでありましたー。