
雨です。
静岡では、今日はそれほどでもないですが、明日は酷くなりそう。
で、今日はネコ飯をやるついでにコレ見てきました。
プーと大人になった僕
原題は『クリストファー・ロビン』
プーさん物語に出てくる少年ですな。
プーさん原作、読んだような気もするが、いまいち覚えてないなあー^_^;;;
あれは斜陽前の大英帝国の植民地政策に基づいた物語だって聞いたよーな気もするなあ。
あ、プーさんの映画は何本か作られてますが、私が見たのは2000年の『ティガームービー』だけ、かなー。
吹き替え版で、玄田哲章さんがティガーの吹き替えだったのだ。
今回は字幕版で見たんだが、もしかして?と吹き替え版調べたら、今回もティガーは玄田さんだったーっ!!
吹き替え版にすれば良かったかなあー?
でも、ユアン・マクレガーの吹き替えが堺雅人氏で声優の演技としては悪くないんだが、どうしてもリアル本人と切り離せなくて顔が浮かんじゃう、という意見も多いらしいですな。
で、物語としてはいやーほんと最初だけ見れば途中寝てても問題なく辻褄合ってる、というか最初見ただけでラストの展開まですぐわかる、明朗会計的な脚本です。
1+1=2、であり、それ以上でもそれ以下でもない。
銀行の普通預金口座みたいな映画。
ディズニー配給だし、マスコミや普通向けの映画関係者は褒めるだろうが、ネットとか口コミではあんまり盛り上がらなそうな映画。
つまらないわけじゃないけど、つまらない、面白くないならそれなりにその怒りを語りたくなるだろうが、この映画はそこまでもいかないなあ。
つまらなくはないが、面白いとかすごい!とか、あえて人に薦めたくなるまでの熱意はわかない映画だなあ。
外れじゃないが、当たりの高揚感も無い感じ。
今まで数多くの似たような脚本の映画あるなー、って感じです。
大人になったクリストファー・ロビンは、戦争行ったりブラック企業勤めでプーさんを忘れてるどころか、仕事で家庭を顧みない感じになって、仕事はトラブル抱えて家庭では仕事ばっかりと責められて、おとーさんお疲れだね!状態。
そこに突然、プーさんが!
で、久しぶりにプーさんと仲間達の森へ帰り、つう話でね。
そうたなあ、仕事ばかりで映画なんかずーっと見てないお父さん年代向けの映画なんかもなあ、これ。
でも、この映画見た後もまたお父さんは同じように働くしかないんだがねー、という辛い現実を思い起こしちゃったりとかねー^_^;;;
正直、子供は飽きると思う、これは赤提灯的映画なんだろうな。
何も深く考えずに、ちびちび一杯ひっかけて手軽にいい塩梅になるよーな映画。
って感じで、脚本的には可もなく不可もなくな平凡な感じですが、プーさんや仲間達、あのちょっとくたびれた感じのぬいぐるみ感はすごくリアル!
ユアン・マクレガーも、実際の撮影の時は合成前だから本当のぬいぐるみだろうが、それ相手にさすが良い表情出来るよなあ、とか感心したりはしましたが。
あと、最近ディズニー映画って最初のディズニーの会社マーク出してくるとこをその映画のイメージに合わせて画風をいじって来てるとこは良いなあ、と思う。