УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

埋文セミナーに行ってきました

2020-07-16 20:01:35 | 土偶・縄文・考古学


↑ 弥生時代の顔面付き容器。土偶とは似ているがちと違うのだ。
顔面に入れ墨みたいな痕が多数ありますね~。
首回り?にフリル??


で、先ほど入ってきましたニュース。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn2007160023

国交省の有識者会議によると「リニア工事による大井川中流下流への水量低下は考えにくい」っていう事だそうです。
これでJR東海が大手を振ってまた静岡に来そうですが、この有識者会議ってJR東海提出の資料に基づき、JR東海≒国交省、の有識者会議だからまぁ結論は最初から見えてるって感じの会議でございますね。
でも現実的にこれを黄門様の印籠的に使って事再開は迫ってこない、これないとは思うがね。
もしそう来たら、「『考えにくい』って事は、イコール『ありえない』って事ではないですよね?100%起きないとは言えませんよね?じゃ、万が一に起きた時はどうしますか?どう対応していただけますか?」って事になりますがね~。
大阪府知事も静岡県批判してきたしね~、国策に反するって。
国策って一部地域の住民の生活を力でねじ伏せる事ですんかいな?しかも有効性があまりなく、危険度も高い策のために???
もうちょっとリニアがマトモな技術ならね~・・・
高沸するヘリウムの問題、残土埋め立て地が決まってない問題、高ウラン濃度の残土を地表に持ってくる?リニア駅に行くまでのアクセスに時間がかかるから結局は実質的な時短には効果が薄いとか、電力めちゃ喰う(から原発再稼働が必要となる可能性高い)シートが狭い・密、リモートが可能になり出張の必要性が少なくなってきている、元々貨物輸送ではないので有事(南海トラフ地震)にどれだけ動けるのか?そもそも地震後トンネル大丈夫なんですか??とか、大地震が起きたらその時リニアに乗っていた乗客は救助が難しいとかとか。
海外にリニア技術を!って事だけど、新幹線の方が人気があるような気がしますね~、その新幹線ですら中国に負けてるしねぇ(価格競争で)
でも、これで利益を得る人々もいるわけですからなぁ~。
静岡人としては相変わらず反対を貫くまででございますがね。

で、今日は静岡県の埋蔵文化センターに行ってきました。


縄文時代の石器、っていうセミナーを聞きに行ってきました

このセンター、基本平日しかやってないのでセミナーも平日、昼間。
たまたま、やりたくもない用事で有給を使う事になりましてプリプリでしたが、偶然にもその日がセミナーの日でもあった!!
ってわけで、イヤな用事を「人生楽もありゃ苦もあるさ~♪」って気分で乗り越えて、行ってまいりました。
しかし、平日昼間っていう時間帯のせいか、結構人は来てましたが見事に年配男性ばっかりでございました。
いわゆる「縄文おじさん」系って言いますか。
男女比は9:1くらいかな~?
縄文に興味があるのか、地元の考古学や歴史に興味があるのか??は不明ですが・・・
で、縄文っていうと「土器」とか「土偶」がわりとメインで「石器」とか「石棒」ってわりと地味~な印象を受けるが、土器には土器、石器には石器それぞれの役割というか考古学上の性質の違いがあるっていうか。
土器はもともと粘土だから比較的細工が楽で、その分地域制とか年代性が出やすい、流行がある、っていうタイプなんだけどそれに比較すると石器はあまり形を変えない、っていう性質がある。
確かに、どっかで(登呂遺跡だったかな~?)農作業の人力で使う道具って実は弥生あたりからあんまり新しい進歩してない、(材質とかは変わっても形とかはあんまり変わらない)みたいな話を聞いた気が・・・
で、最近は「縄文時代」の定義の時代がずんずん前に遡ってきていて、(弥生時代の始まりも遡ってるらしいが)縄文海進(気候が温暖になり、その分海が陸地を今より浸食していた、当時は埼玉のあたりも海があった)の前から寒冷時代からすでに縄文時代であった、っていうのが定説になりつつあるとか・・・
そして石器もいろいろ・・・石包丁だと思ってたら、学術的には石匙って言うらしいとかとか、静岡でも井戸尻式土器があるらしい、とかとか、専門家がお話して下さるのですが、初心者向けにわかりやすく解説してくださってましたね~。
第二東名の工事の関係で、新しく発見されて発掘調査された遺跡も多かったみたいです。
静岡でさえこれだから、奈良なんてリニアトンネル作ろうとしたらエライ(←すごく大変という意味な静岡弁)事になるのでは??
日本のローマ・・・^_^;;




コメント
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