УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

スクミリンゴガイ

2020-07-23 17:10:00 | 土偶・縄文・考古学
蒸し暑いなあ〜と思いましたが、外に出ると丁度いい感じに風があり、過ごしやすい・・かも。

今日は登呂遺跡に行きました。
↑は、今年もやってるらしい田んぼアート製作中。
で、その田んぼの畦道を歩いていたら、

あーっ!こ、これは!
ジャンボタニシの卵!
赤米?だか黒米の茎に生みつけられてるんで目立ちますなー。
見事なピンク色!雷おこし・・じゃなくてパフを赤色1号?あたりで着色した感じで。
卵ってわりと天敵を避けるために目につかないところにひっそりこっそりうみつけるのが普通?だが、なんですか、コレは!
と、思ったらジャンボタニシの卵は毒あるそうでこのピンクは警戒色として目立たせるためらしい。
実際この卵食べるのはヒアリくらい、らしいです。
で、ジャンボタニシの卵は酸素を大量に必要とするんで水中では死滅するんでこんなとこに生むらしい。
モリアオガエルみたいな感じかな?
更にちょいとググッてたら、いろんな今まで知らなかった事がわかってきました。
ジャンボタニシって言うのは通称で、正式な和名がスクミリンゴガイ。
実はタニシではなく、リンゴガイ科だそうな!
で、リンゴガイはリンゴの貝、林檎貝って事で、多分外見がリンゴみたいだから、なんだろう。
では、スクミとは??
竦み足のスクミ?水関係だから透み、とか梳くみ、とか関連??
と思いましたが、こちらは調べても分からず・・
名付けた人に聞いてみないとわからんパターンか?で、誰が名付けたんだ?
こちらはググッてもわからん・・
で、熱帯魚屋とかで売ってるゴールデンアップルスメール、これがスクミリンゴガイの黄色変種だそうで!
アオダイショウは嫌われても白色変種は金運がー!とか言って大切にされますが、なんかそれを思い出しました。

よく見ると、あちこちにあるなー。
見つけたら素手では触らず、水中にドボンすると良いそうな。
スクミリンゴガイは外来種ですが、元を辿ると食用目的に輸入されたのが初めとか。
で、売れなくて廃棄、脱走し現在に至る、ってアメリカザリガニとかヌートリアとかと同じ経路か。
そういえば、タニシって食べられるって昔聞いたような?
ナガラミみたいな感じ??
ただ、かなり泥臭いから食べるのは大変みたいらしいが。

で、登呂遺跡行ったのは、

この企画展見てきました。




こんな感じで遺物を計測し、図面化する。
あー、こういう方眼紙、小学校の頃使ったなあー、何に使ったかは全然忘れてるが^_^;;;
実物土器や木製品をその図面と並べて展示してるんだが、細かーい!
目と肩が痛くなりそう・・
今ならパソコンでやるんだろうか、それはそれで大変そうだが、いやカメラで撮った画像を線化したりするんかなー?
どちらにしても正確である、と共にセンスもいる作業なんですねー。




同じ土器を実測・デッサン・写真で比較。
それぞれの手法の特徴・利点・欠点が視覚と文章解説で二重にわかる良い展示だと思う。


弥生土器の破片。
弥生土器はシンプルってイメージがあるけど、結構細かい文様とかあるのもあるんだねー。
縄文土器ほど飾りや文様に意味や意義を求めなくはなったんだろうけど、やっぱり模様つけたい気持ちは持ち続けてたんだろうね。




コメント (2)
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