УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

川本喜八郎人形美術館

2023-05-09 20:45:42 | 旅行
↑自分宛に出した風景印が届いた〜♪
飯田郵便局の風景は、左半分がメルヘンな人形、右半分は獅子頭ですが、右は獅子よりもその背後の立て髪的な水引を見せたいんだと思う。
飯田市は水引で有名なんだそうだよ。
で、左側は人形なんだが、単に人形ではなく、こちらは人形劇の人形なんだよねー。
飯田市は毎年人形劇カーニバルなる催しを開催している人形劇の町でもあるそうな。

そんな人形劇の町を象徴するような施設がこちら!


渋い真っ黒な建物、こちらが川本喜八郎人形美術館です。
川本喜八郎氏はNHKの人形劇で高名で、人形劇=お子様向き、の概念をぶち破り非常に芸術性の高い人形を使い大河ドラマ的な世界を創り上げた方でございます。
代表作は三国志かね?約30年前の作品だが、

これに登場した人形実物があるわけで。
結構大きいなー、50cm以上あるかな?
さらに衣装着てるんだが、これが豪華絢爛でね、操作するの大変だっただろうなー、と思ったら人形の中身と動かし方のレクチャーを受けられまして。
人形は裸の状態だと、普通の人形みたいではなく、かなり空間、隙間がある作りになってました。
着物で隠れる部分、肩から手首にかけてはフニャって感じの素材、胴体も筒の外枠って感じになっていて、そういう所で軽量化を図っているようです。
実際に映像みてると、最初は多少違和感あるけどすぐにすごくスムーズにリアル感があるんですが、動かせる部分は実はあんまりなくて、頭を上下、左右、目を閉じる開ける、くらいのシンプルな動きなんだよね。
これが映像になると、ほんとに自分で普通に動いてるようなリアル感があるんだよー!
人形の見た目は文楽とかの昔からの伝統芸能的なイメージだが、中身は世界各地の人形劇テクニックを取り入れて工夫されてるんだよねぇ。
昔、文楽見た時はあんまりピンと来なかったが、ロビーで赤壁の戦いとかのDVD見てたらもうハマりまくりじゃ!
大河ドラマレベルですよ、ホントに。
人形もすごいが、改めて三国志の解説・キャラクター紹介とか読んでると、あー浪漫だわな、こりゃ!
日本だと戦国時代とか幕末とかの、あーいう感じのロマン!
劉備玄徳が名君だったのは、一重に謙虚さ、人を敬う気持ちを持ち続けてたから、なんだねー。
自分が一番武に長けている、一番頭がキレる、ではなく、武に長けてる人や頭のキレる人を仲間に率れる『人たらし』だたから、とも言えるねー。
上に立つ者は、誰よりも優れているのではなく、自分より優れている者の力を借りる、喜んでその力を貸してもらえるような度量のある人、ってわけですねー。


三国志で一番人気はやはり諸葛孔明さんかなー?
ロビーに実物大に近い人形があり、そこだけは写真OKなんだが、スマホのバッテリーが切れたんで^_^;;絵葉書の孔明さま。
三国志以外には平家物語なんかも。
企画展にはプリンプリン物語!
・・って事は、三銃士もいいんじゃないですか??と、思わずアンケートに書いてきたのでありました(笑)


コメント
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