外来「野良ガメ」猛威、ペット育って手に負えず

外来「野良ガメ」猛威、ペット育って手に負えず

外来種が、本来の日本の種の生存を圧迫している例は残念ながらもはや、珍しくはありませんが、アカミミガメも以前から【悪役】として、名前が有名になってしまっています。
私も、カメが生息している場所に立ち寄ると、ついついチェックしてしまうのですが、まーほとんどが確かにアカミミガメ。
日本固有のクサガメとかイシガメはわりとシャイで人目につかないようにしている、っていうのもあるかもしれませんが、まぁ大体石とかの上でひなたぼっこしているのはアカミミガメ。
人馴れしているような場所だと、コイに混ざって、エサをねだりに来るアカミミガメもいるくらい。
そのほとんどは、元飼いカメが捨てられたモノなんですが・・・
どうも、「アカミミガメ」っていうよりも、単なるカメって思ってる人の方が多いんじゃないかな～？と思う。
すでに、同様なアカミミガメが野生化しているせいもあると思うけど、「家の狭い水槽で飼うよりももっと大きな池で自然に暮した方がこのカメも幸せじゃないか？」とかと、誤解している人も結構多くないですか？
以前読んだマンガなんかにも、「夜店で買って風呂場で飼っていたカメが大きくなった、で、池に放してあげた＝いい事をした」というような表現がありまして。
まぁ、確かにカメがメインのマンガじゃないので、そのカメがイシガメだったのかアカミミガメだったのか、確かではないのですが、「ええ～???」と思いましたねぇ。
でも、もしかすると、それは一般的な感覚???
今日あたりから私のところの地元も、大きな春祭りが始まるのですが、そーいうところの露店でよく売られていたのがこのアカミミガメ。
私も、小さい頃は親にねだって買ってもらいました。
でも、大体、大きく成る前に、死なせてしまってましたなぁ・・・スマヌ・・・
で、お祭りというとよく売られていたのが、カメ以外にもヒヨコとウサギ。
ヒヨコのピヨピヨ鳴く声があちこちから聞こえてきてましたなぁ、この時期。
で、ヒヨコもウサギもやはり、買ってもらったのですが、やはりわりと早くに死なせてしまった・・・スマヌ・・・T^T
今は、「動物愛護法」があるので、露店で行きずりで誰でも気楽に動物を販売できないという時代なので、もうこういうのも少なくなってはいると思いますが・・・
（まぁ、ペットショップとかの店頭では売られているだろうけどね）
思うに、お祭りで売られているこういった動物って、他の時期よりもなおさら、玩具的な扱いで販売され購入されちゃうところに問題が多かったんじゃないのかな～。
子供がせがむから、お祭りで楽しいから、と勢いで買ってしまう親が多いのではないのかな？と思う。
いくら子供が「世話する」っていっても、それには限界があるし、親の監督指導が必須だけどそれをしない、出来ない親の方が多いと思う（うちの親もそうであった、今思えば）
動くおもちゃではなく、命ある生物である、という見識、そういう見方の方が一般的になれば、このアカミミガメ問題も続くというか増える事はないと思うのですがね～。
でも、アカミミガメはコガメでも可愛いけど、大きくなったらなったで、まぁ目つき悪いけど(爆）自分が大きく育てたんだ、っていう愛着がわくと思うのだけどね～・・・
ワニガメとかカミツキガメみたいに手に負えなくなる、っていうほどでもないような気がするけど・・・
我が家のハナガメのニコちゃんも、アカミミガメと同じく、特定危険外来種扱いなので、絶対野外へ放す事は出来ません、でも、元々は捨てガメだったんだけどね～。
相変わらず、全然なつきません(笑)