今日はかき氷の日だそうな。
いつもだと、アイスとかき氷ならアイス選ぶんだが、たまたま昨日はかき氷を食べました(今日はアイス)
紅茶シロップ+練乳でした。
で、本日は午前10時の映画祭でコレ見てきました。
シャイニングです。
超有名作ですが、初めてまともに見ました。
まあ見てはなくても超有名作だから、よく部分的とか引き合い的な話とか、パロディとかでは知ってるが、
コレとか(笑)
原作はスティーブン・キング、監督はキューブリック。
このキューブリック版をキングはめちゃくちゃ気に入らんかった、というエピソードはあちこちで聞いてはいましたが・・
で、改めて考えると、まず題名。
シャイニング???
輝き、とか輝く物と輝く人とか、みたいな感じの意味だよね??
この映画、ホラーだよね??
ホラーで輝き???
で、本編見ましたら・・ 以降ネタバレあるからご注意を!
あ、なーるほど。
シャイニング、つうのは超能力的な特殊能力みたいな天からのギフト的な意味なんだねー。
息子がそのギフトの持ち主で、予知能力とか同能力のある人間でテレパシーみたいな事ができる、が、コントロールは出来ない、って感じ。
だが、しかし映画内では別にその能力があろうとなかろうとイマイチ関係ない(笑)
怖い夢をたまたま見た、とかでも問題ない展開でさ。
この息子には見えないお友達がいて、の設定だけで十分では??
とか思ったが、このあたりがキングがキューブリック版を気に入らない原因の一つらしい。
原作ではそれが物語展開の大きな鍵の一つなんだが、キューブリックはあんまり多分どーでもええやん的設定にしてるんだよね。
多分キングの重点は超常現象とか亡霊とか超能力で、キューブリックの重点は人間が一番怖い、って点。
屋敷の幽霊が、つうよりジャック・ニコルソンのストレスイライラ劣等感が閉鎖環境下でより強化されて、暴力で発散するに至る、って感じでこれだと現実世界で残念ながら時々現れる、無差別大量殺人事件的な要素と似ている印象。
キングは普通だったはずの人が幽霊に乗っ取られて暴力犯すところが最後には愛と人間性で・・って展開?
原作読んでないけどさ。
キング原作、つうより同じ素材(設定)を使いそれぞれが自分が作りたいように作った結果、なんか違うもんになった、って感じかな?
これ、多分映画見てから原作読むのが正解!なタイプの映画。
原作先に読んでると、改変部分が気になって素直に見れなくなるだろうからな。
映画はとにかく形式美バリバリで、画面全てが計算された上での妥協を許さない映像、って感じでした。
商業作品と言うよりはアート作品的映画。
原作に忠実に映画化したなら、まあそこそこヒットはするだろうけど、こんな風に後世の映画祭でリバイバル上映される事にはならなかったんじゃないかねー?と思います。
で、ネタバレ
斧あるなら迷路打ち抜けば凍死しなかったんじゃ?と思ったが、もしかしてホテルの怨霊側としてはホテルの一部として破壊して欲しくないからそういう考えが浮かばないようにしたのか?
でも、ホテルのドアはぶち破ってたなあ。
基本的にホラーは苦手なので、あまり知らないけど。
かき氷、頭が痛くなるので苦手なんだけど、美味しそうですね。今年は茶氷というフェアをいろいろなお茶屋さんがやっているらしいですね。それも美味しそうだけど、一つ食べれる自信がない。
キング作品だと、スタンバイミーも上映するらしい。