新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月27日 その2 安保法制案は成立している #2

2015-10-27 13:25:06 | コラム
私の掲題の投稿について佐藤隆一氏の意見:

畏メル友佐藤氏から下記のような貴重な意見が寄せられましたので、紹介します。

引用開始

<集団的自衛権の適用となるか否かが問われる問題です。この領域内を通れなくなるなり、我が国の存亡に重要な影響を与えることになれば、この付近の海上自衛隊の監視航行も必要となりますが、この問題は中国が必要以上に騒ぐことはなく収束するモノと見ています。

船舶に国旗上げての自由航行は法律でも認められていますから。万一、中国が飛んでもない行動に出れば、それは習政権の終わりを意味します。>

引用終わる

私も中国は如何に何でもアメリカと事を構えるほど幼稚でも浅慮ではないことを望みます。


安保法制案は成立している

2015-10-27 12:46:52 | コラム
アメリカの軍艦が中国の埋め立て地の海域に:

11時半のニュースでアメリカの巡洋艦が中国が自国の領海と主張する南シナ海の海域に入ったと報じていた。中国の王毅外相が時を逸せずに抗議というか「アメリカは事態を認識せよ」と居丈高に声明。アメリカはそもそも領海と認めていないのだから、いよいよオバマ大統領も本気で対中国問題に取り組んだのか否かは興味があるが、事と次第によっては重大な事態となりかねないではないか。まさか大統領任期末を控えたクレディット狙いか、それとも党内の大統領候補者の指名争いの援護射撃?

私はそれにつけても安倍総理は「安保法制案」を成立させて置いて良かったとお思いだろうかと推察申し上げている。言うまでもないことだが、まさかそういう事態が急に発生するとも思えないまでも、野党と左翼学者や評論家が騒ぎ立てたいだろうかの「集団的自衛権行使」の問題となりかねないとも言えるのではないか。問題は「そういうことだと解っているかが疑問な国民と政治家がウロウロしている状態ではないか」ということかと危惧する。

敢えて再度強調しておくが中国の海軍の規模は我が自衛隊の3倍もあるし、ロシア製の最新鋭の戦闘機からミサイルと原潜とあらゆる装備を整えているという厳然たる事実があるということ。その点は去る24日に武藤山治記念講座で元統合幕僚会議議長・杉山蕃氏の講演で詳細にうかがって「中国の軍備の恐ろしさ」を認識したから言っているのだ。

この講演の抜粋は既に当方のブログに掲載してあるので、御用とお急ぎでない方はご参照を。