新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月19日のスポーツ

2019-05-20 08:37:13 | コラム
井上尚弥の快勝他:

ボクシング:
WBSS(=World Boxing Super Series)の準決勝で井上尚弥がプエルトリコのエマヌエル・ロドリゲスと対戦することは承知していたが、何時のことだったかまでには注意していなかった。ところが、昨19日の午後7時頃にPCを起動してYahoo Newsを見ると、この試合は既にスコットランドのグラスゴーで現地時間の18日に開催されていて、井上が2回でTKO勝ちしたと報じられていた。そのこと自体は大変結構な事だと思った。

だが、我が国のボクシング連盟か現地で取材していたフジテレビの手落ちで、8時間の時差がある我が国への結果の報道を19日の放送予定時刻である21時まで待たせるような話し合いが出来ていなかったようだった。それで、私はフジテレビの番組が始まる前に、井上が2回に3度も不敗を誇るロドリゲスをダウンさせて、レフェリー・ストップで勝っていたと承知してしまったのだった。

こういう手落ちというか不手際はゴルフの中継放送には良くある事だが、昨年だったか女子のプロゴルフの所謂メージャー大会では「テレビ中継の録画放送前は、協定によりネットでの試合結果はテレビが終わる前には報道しない」と出たことすらあった。尤もな措置だと思って見ていた。それに引き換えフジテレビは何をやっていたのかということだ。即ち、事前に結果を承知していて今更ながらの録画放送を番組開始から散々引っ張られた後で試合を見るのは確かに興醒めだった。だが、井上の勝利は観戦する方としては矢張り快感を味合わせて貰えた。

折角ここまで来たのだから、井上尚弥には何時になるのか知らないがフィリピンの王者ノニト・ドネアとの決勝戦でもKOで勝って貰いたいものだ。それにしても井上は凄いと思う。「怪物」という渾名に相応しい強さだと思う。

女子のプロゴルフ:
ボクシングはこのような結果で大変結構だったが、その前に終わっていた女子のプロゴルフ「ほけんの窓口レデイース」の結果は大変好ましくなかった。最終18番ホールまでもつれ込んでいたのは良かったが、結果的には韓国勢の言いたくはないが「凄まじいばかり」の集中力でパッティングを決められて、イミニョンが優勝して2,100万円を持って行かれ、申智愛にも2位に上がられてしまった。彼らの賞金の稼ぎ振りから見れば、最早生活を賭けている状況ではあるまいが、その勝負所でのパッティングの集中力には驚かされる。

私は一般論として「我が国のプロゴルファーたちはアメリカや欧州勢に技術的に劣るのは兎も角、韓国勢にまであれほどの差をつけられているのが本当に情けない」と何時も不満に思っている。スキルも兎も角、彼らはもっと精神力と集中力を鍛えて置くべきで「ここぞ」という時にはパットを決めて欲しいのだ。何時まで韓国勢に貴重なスポンサーが提供して下さった賞金を取らせる気なのか。深刻に反省して、より一層精進すべきだ。