1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

ロシア政府はグルジア・アブハジア紛争に対する国連安保理の全ての決議を無条件に遂行することを要求

2008-08-07 | ラジオ
ロシア゛政府はグルジアのアブハジア紛争地帯での状況に大して、深い憂慮
の念の決議案を国連安全保障理事会に提出した。
この決議案は紛争当事者らに最大限の自制を促す、現在の国連(?)を無条件
に、かつ完全に遂行することを求める内容になっている。
対立している両者は如何なる暴力行為も挑発行為も控えなければならない。

最近カフカス地方の情勢は著しく(?)化した、これはグルジアの不当な軍事行
動の結果によるものとなっている。
たとえばグルジアはアブハジア及び南オセチアとの境界地区に、部隊や武器
を増強している。
またグルジア軍は戦略的な高地に監視所を一時的に設けている。
さらに未承認共和国この二つの環境と南オセチアの状況を、グルジア軍の飛
行機が幾度も侵犯したことを指摘しておこう。

グルジア・アブハジア紛争地帯では、非戦闘員や一般市民が死傷するという一
連の爆破事件が起こっており、アブハジア当局はこの一連の爆破事件に付いて
グルジアの特殊部隊を非難している。
また今年春にはグルジアの首都で、アブハジアを爆破する軍事作戦の執行が
予定されていたという情報がある。

以上のことはグルジア指導部がアブハジアと南オセチアに対して、意識的に緊
迫した圧力をかけはじめた証拠と言えることだろう。
グルジア指導部の目的はアブハジアで活動している、平和維持軍の構造を壊し、
その構造をグルジア側に都合のよい、新しい(?)メカニズムも後退させることを念
頭においているものだ。
このことはいかにおかしく映っても、アブハジアで平和と安全に脅威をもたらして
いるグルジアの軍事行動は、西側の国々から支持を受けている。

このことはCIS諸国研究所所長は次のように述べている。
「3日前にアメリカ国務省が、アメリカはグルジアの領土主権を断固として支持す
るという声明を行ったことは周知の事実だが、それまでにも欧州安保協力機構常
設理事会からも同様の決議が出されていた。
二つの文書はお互いを保管し合うかのように、事実上グルジアを'(?)する内容とな
っているが、アメリカ国務省の声明の方はさらに進んで、まさに爆破とテロ行為が
起きたことを口実に事実上、平和維持活動を破壊しその形態を平行しまたこの紛
争地域への国際警察部隊なるものの配置を求めるものだ」
CIS諸国研究所所長はこのように述べている。

7月9日、ロシア外務省は声明を表し、グルジアの危険な活動に気付いていない人
々は、この挑発者を(?)え、さらに全てにおいてロシア政府を非難し、またグルジア
指導部に良くない力添えを行っていると述べ、このような対応によってグルジア指
導部は、自分たちは何をしても良いのだという思いを強くしているという憂慮を表し
た。

(?)は音の歪および女性アナの不明瞭な発音で聴き取れず
同日アメリカのライス国務長官のグルジア訪問に併せて、 この話題を取り上げた
 のではないだろうか

7月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル