1010 Radio

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中国の電力不足問題解決に協力するロシア

2008-08-23 | ラジオ
中国の複数のマスコミが伝えたところによると、中国東部・山東省は現
在ここ10年間で、最悪の電力不足に悩んでいる。
これに関連してロシアが中国に対し、エネルギー援助をするプランが益
々アクチュアルなテーマとなっているが、これに関してロシアの声の評
論委員は、次の様にコメントしている。
山東省指導部が先ごろ、我省の都市部および農村部の住民全てが北
京オリンピックの開会式と閉会式を観られるよう、保障しなければなら
ないとの課題を掲げたこと自体、事態の深刻さを物語っている。

現在、山東省では消費量の約三分の一の電力が不足している。
省政府はまた人民および産業(?)等にとって、必要不可欠な電力を確保
しなければならないと訴えている。
専門家たちは山東省を含めた、中国東北部及び北部、東部における電
力不足の原因に付いて、一連の現地の発電所、発電施設が石炭不足
から正常に稼動できなくなり、電力供給を停止したことを挙げている。

これは現地の中小の石炭採掘企業が操業を止め石炭価格が上昇したか
らだ、
また現在、中国が経験している嵐のように急激な、経済発展に付いても
忘れる訳にはいかない。
それにより石炭の本質的需要が、このところ急激に増えてしまったのだ。

最新の情報によれば経済的なものばかりでなく、社会的、政治的な意味
を脅かしつつある、この電力不足問題の解決だが、ロシアが提案した電
力輸出プランが、状況打開の助けになりそうだ。
ロシアは近く極東にエネルギー施設を建設し、この地域の電力生産を飛
躍的に増やす計画で、このプロジェクトへの投資額は180億ドルと見込ま
れている。
つまりこの計画で生産された電力の一部を、中国へ輸出しようという訳だ。

ここで指摘しておきたいことがある。
エネルギー協力が、ロシアと中国の戦略的パートナーシップの、主要な構
成要素の一つとなっているという点だ。
一昨年2006年の秋、ロシアの当時の統一エネルギーシステム社と、中国
国営エネルギー企業は、露中エネルギーブリッジプロジェクトの技術的、お
よび経済的基礎に関する合意に調印した。
専門家たちによる事前評価によれば、ロシアから中国に供給される電力は
年およそ600臆キロワットとなる見込み。
中国側はロシアとのエネルギー協力に強い関心を抱いており、シベリアや
極東のエネルギー生産総合施設の発展に、融資する用意があることを明ら
かにしている。

現在ある発電所の近代化および、これから新しく造られる発電所の建設にそ
うした資金が用いられることだろう。
このプロジェクトが上手くいけば、シベリアおよび極東ロシアの国内需要を充
分まかなうのみならず、安定した電力の輸出も可能となり、中国のエネルギ
ー安全保障の、しっかりとした解決を助けるものになると期待される。

(?)は音が歪んで聴き取れず

現代中国の電力産業―「不足の経済」と産業組織


昭和堂

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8月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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