1010 Radio

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南オセチアでグルジアを平和に向かわせる作戦はほぼ終了した

2008-08-14 | ラジオ
南オセチアでグルジアを、平和に向かわせるための作戦はほぼ完了し
た。
これは11日、ロシア連邦軍中央戦闘指揮省を訪れた、メドヴェージェフ
大統領が述べたものだ。
メドヴェージェフ大統領は続けて、次の様に語っている。
「南オセチアでグルジアを、平和に向かわせるための作戦はほぼ完了し
 た。ツヒンバリは救援部隊に援護された、ロシアの平和維持部隊の管
 理下に置かれている。
 ロシアの平和維持部隊はロシア市民の生命と尊厳を守るために、我々
 が出来る全てのことを行っていく構えだ」
メドヴェージェフ大統領はこのように強調した。

一方、ロシア連邦軍参謀本部参謀議長が明らかにしているところによる
と、ロシア軍はグルジアの首都トビリシにも、グルジアの国際空港にも
またグルジア領内の居住区にも爆撃を実施していないとしている。
また南オセチアの安全を保障するためにロシアが講じた軍事措置は、現
地の状況に全く相応しい正当なものだと指摘している。

一方、政府閣議で発言したロシアのプーチン首相は、武力行使を行った
グルジアを擁護しようとする、西側諸国の政治家の(?)に憤慨していると
し、西側諸国の論理に従えば南オセチアの10の村を壊滅し、子どもや老
人を戦車で押しつぶし、一般市民を生きたまま焼き殺そうとしたグルジア
政府の指導者らを保護しなければならないということになると述べている。

南オセチア政府の発表によると、2000人以上が犠牲になったということ
だ。
プーチン首相はさらに、南オセチアでの人道的な悲劇を予防するため、ロ
シアは必要な支援を全て提供する用意があるとして次の様に語っている。
「我々は戦闘が中止された後も、住民を支援し続けていくつもりだ。
 ロシアは住宅、学校、病院、インフラの復興のために協力していく。
 その復興作業の第一段階として、約100臆ルーブルを拠出することにな
 っている」
プーチン首相はこの様に述べている。

南オセチア情勢は、依然として混迷を極めている。
しかしすでにいくつかの楽観的な兆候が見られている。グルジアの通信社
によると、グルジアのサーカシヴィリ大統領が12日、フランスとフィンランド
外相によって取りまとめられた停戦協定に署名を行ったと伝えた。

(?)は聴き取れず

8月12日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル