1010 Radio

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ラジオ・タイランド(8月8日放送)

2008-08-10 | ラジオ
●外務省はカオプラウィハーンをめぐる、二国間協議の準備を進めている。
 外務省情報局長によるとタイとカンボジアは、カオプラウィハーン周辺の
 国境論争を終結させるため、今月18日に二国間協議を開くことになった
 と発表した。
 今回の会議はカンボジアで開かれた会議に続き開かれるもので、合同
 国境(?)とは無関係だとされている。
 局長によると会議には両国から、外務副大臣も参加することなるとされ
 ているが、タイは今のところ外務副大臣のポストが空席となっているため、
 政府はこの機会に外務副大臣を任命することが出来るとした。

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●タイは原子力の人材育成に関し、日本からの協力を得られる見込み。
 エネルギー大臣は先ごろ行われた、日本の産業副大臣との二国間協議
 の中で、日本側がタイの省エネ計画や代替エネルギー開発計画、それに
 原子力計画と、その人材育成計画に協力する用意がある旨を示したこと
 を明らかにした。
 日本は第二次世界大戦末期に、原子爆弾の被害を蒙った経験があるにも
 関わらず、かなり以前より原子力発電所を建設しており、原子力の平和利
 用を国民に理解させた経験があることから、原子力の開発と利用に付いて
 幅広い知識と経験を有している。

 タイ、ベトナム、マレーシアの各国は今後12年以内に、原子力発電所を建
 設する計画を持っている。
 タイでは4000メガワットの発電能力を備えた、原発建設計画を持っているが、
 それが実現するかどうかは国民の意思に委ねられることになる。
 エネルギー大臣は原発建設と、代替エネルギー開発の進み具合を見ること
 と、経済産業大臣と会うことを目的として、今月19日から24日まで日本を訪
 問する予定となっている。
 またASEAN及びASEANプラス3エネルギー閣僚会議では、(?)でコストの安い
 エネルギーとして、原子力発電の開発に関する話し合いが行われる見通し
 となっている。

●タイ商工会議所大学・経済ビジネス予測センターでは、今年のタイの国内生
 産高は、政治に大きな変化が起こらなければ5.6%の伸びを示すだろうと見
 ている。
 同センター所長は、今の状況が続けばタイの今年のGDPは5.5から5.6%の伸
 びを示すだろうとの見方を明らかにした。
 ただし政治状況が極端に悪化すれば、GDPの伸びは4.5から5%に留まるもの
 と見ている。
 商務大臣は今年の伸びを8%と予想している事に付いて所長は、個人的な見
 方とはいえ余りにも楽観的な数字だと述べている。

●大手石油小売各社は9日から、ディーゼルオイルの小売価格を引き下げること
 を発表した。
 世界市場での石油価格は1.44ドル上昇し、1バーレル当たり120.2ドルに値上
 がりしたにも関わらず、タイの石油大手小売3社は9日午前5時から、ディーゼル
 オイルの小売価格を、1リットル当たり80サタン引き下げることを決めた。
 これによりこれら3社のサービスステーションにおける、ディーゼルオイルは1リッ
 トル当たり35.04バーツとな。
 他の石油小売各社も、大手3社に足並みを揃え9日中に価格を引き下げるもの
 と見られている。
 
(?)は混信で聴き取れず