1010 Radio

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初めて中国メーカーのラジオを購入

2010-04-04 | ラジオ
少し前の話になるが初めて、中国メーカーのラジオDEGEN DE1123をネットで購入した。



殆ど衝動買いに近いと言っていいが、安価とは言え何台もラジオがあるのにも関わらず、さらにラジオを購入する訳だから、必要無いといえば必要ないのかも知れない。
しかも中国メーカーとなると、僕にとっては未知のメーカーで、購入の際にはかなりの勇気がいるのも事実だ。

で、今回購入に至った理由としてMP3録音ができること、短波が受信できること、薄型軽量なこと、そしてDSP機能がある割には手ごろな価格で売り出されていたことがある。
またFMの受信可能周波数が64MHzから108MHzとなっており、日本国内向けのラジオにはない周波数をカバーしている。
この64MHzという周波数は日本国内では使用されていないが、中国のテレビ音声に使われている周波数なので、もしかしたらEスポシーズンには、中国のテレビ音声を聴くことができるかも…。

BCLライフ2010 (三才ムック VOL. 294)


三才ブックス

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かも…と書いたものの実際にFMを受信してみると、けっして受信感度が良いとは言い難い。これはAMや短波にも同じことが言える。
それに特有の内部ノイズも気になる。
また選局に付いてはテンキーが無いのでダイレクト選局は出来ないが、オートチューニングで目的の放送局を受信した後、メモリーに記憶させておく必要がある。

そしてこのプリセットメモリーだが全て225あり、そのうちFMはなんと100も割り当てられている…。
どう考えてもFMだけで100は多過ぎる。

電源は単4電池を3本使用するが、オプションとしてACアダプターが売られているようだけど、メインに使うのでなければ電池で充分。しかしディスプレイのバックライトが明るすぎて目が疲れるのと、こんなに明るいと電池が早く消費するので、もう少し明るさを抑えて欲しいところだ。
またロッドアンテナは角度を変えることができない点も不便である。
このタイプは僕が小学生の頃、多くの日本メーカーのラジオに見られたが最近では一部の小形ラジオを除いては、ほとんどロッドアンテナの角度を変えられる。

それと小形スピーカーを使用しているため、決して音質が良いとは言えないが、イヤホンで聴けば少しは明瞭度はアップするだろう。

気軽に録音できる点は評価できますが、再生するとは録音した順番に再生されるので、録音数が多くなるとお目当てのファイルを探には少々難儀してしまいます。
幸いにして専用ケーブルが付属しているので、パソコンに繋いでこまめにファイルをパソコンに保存しておくといいかも知れません。

使い勝手については人それぞれだと思いますが、まだまだ改良の余地はあると思います。しかしこの機能で4000円強で購入できるならば、手ごろな価格と言ってもいいかも知れません。

オリンパス ラジオサーバー スタンダードモデル VJ-10-J1


オリンパス

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でも正直言うと個人的にはmade in Japanのラジオが欲しいのです。
日本の家電メーカーも頑張ってほしい!!!

パレスチナ・イスラエルの交渉再開に必要な入植停止

2010-04-04 | ラジオ
3月28日、リビアの地中海沿岸都市シルトで閉幕した、アラブ連盟首脳会議では、イスラエルが東エルサレムを含む、ヨルダン川西岸での入植地拡大を凍結させない限り、パレスチナ・イスラエル間の対話を再開させることは不可能との一致した見解が示された。

会議の終了に際して採択された声明では、イスラエルによる入植地拡大は公正で包括的な中東和平の達成を阻害するものだとの見解が強調されているほか、イスラエルが法的義務を遵守しヨルダン川西岸および東エルサレムでの、あらゆる住宅建設を停止することを前提とすることが明記されている。

これはアラブ諸国の原則的で譲歩することの出来ない路線だ。
これまでパレスチナ自治政府に対し、前提条件無しにイスラエルとの間接交渉を行うよう説得を続けてきたアラブ連盟も、対話は(???)を得たものではないとの立場を占めている。

もちろんその理由はイスラエル政府が、東エルサレムのユダヤ人入植地に1600戸の住宅建設を決めたからだ。
東洋研究所の専門家は、今の状況は中東和平プロセスを後退させるものだと指摘している。
「現在の状況は、数ヶ月前よりも悪化している。そこで和平プロセスの参加者達も益々乖離的な見方をするようになって来ている。
パレスチナは今の状況では何を言っても意味が無いと考えている。
またイスラエルはガザ地区からの攻撃が続き、ガザ地区をハマスが制圧している内は、占領地から撤退しても意味は無いと考えている。
中東和平プロセスは再び行き詰まり状態となっている」
東洋研究所の専門家は、このように述べている。

アラブ連盟は問題解決は国際仲介役4者の努力によるとの見方を示している。
また連盟は採択した声明のなかで、仲介役4者に対し、入植活動を正当化するようなイスラエル政府の言い訳に耳を貸さないよう呼びかけると同時に、イスラエルに対し圧力をかける必要があると訴えている。

一方こうしたなか先週行われた、イスラエルのネタニヤフ首相のアメリカ訪問が示して見せたように、問題解決に向けた可能性は非常に限られたものとなっている。
アメリカのオバマ大統領は、イスラエルによる入植活動を非難しつつ、ネタニヤフ首相に、その活動を見直すよう説得することは出来ず、結局ワシントンで行われた協議の結果、入植凍結に関する合意も結ばれなかった。
しかもこの会議終了後には、戦略的同盟関係を結ぶ、アメリカとイスラエルの間で意見の相違が大きくなりつつあると報じられている。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない。

アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図
(講談社現代新書)


高橋 和夫
講談社


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3月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル