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核安全保障サミット、二日目によせて

2010-04-15 | ラジオ
4月13日、ワシントンで開かれている核安全保障サミットは二日目を迎えた。現地時間の今夜、メドヴェージェフ大統領はアメリカのシンクタンク、ブルッシング(?)研究所で、核安全保障に対するロシアの見解を発表する予定だ。
この問題に関しロシアの声の評論委員は、次のようにまとめている。

核兵器のしくみ (講談社現代新書)

山田 克哉
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アメリカは核安全保障サミットに特別な意味を持たせている。
もちろんこのサミットで取り上げられる問題点は、言うまでもなく極めて重要だ。
しかしながら核安全保障サミットに、このような深い関心が集まったのはオバマ大統領が、核の無い世界を目指す政策において大きな成功を収めたとして、サミットが紹介されていることに関連している。

核の無い世界と言う目的は高邁で、ロシア指導部もあらゆる手を甫尽くして支持している目的だ。
メドヴェージェフ大統領もまた、オバマ大統領の個人的な会談の中で、またその他の枠組みの中で、このことを繰り返し伝えてきた。
核の無い世界を目指してロシアもまた、核物質防護条約とその(???)に参加している。
この他にもロシア政府は核テロ防止条約を採択するようイニシアチブを発揮した。
その後2006年、ロシアはアメリカと共に核テロリズムに対抗するための、グローバルイニシアチブを国際社会に提唱した。
この問題はテロリストが核や、そのほか大量破壊兵器を入手しようという試みが多発していることを考慮すると最重要課題となっている。

ロシアの大統領補佐官はワシントンでの記者会見で、これに付いて指摘し核安全保障に関する、全体的な協調に向けた、国際的努力に重要さに(なんか変な表現)付いて語った。
当然のことながら全ての核保有国が、信頼できる国内管理システムを有するようになったとしても、この様な国際的な努力は重要なものだ。
しかしこの分野では、それは決して簡単ではない。
ワシントンでのサミットには、核兵器の存在を明らかにしていないイスラエルは参加していない。

イスラエルのこのような態度は中等全体で、核による緊張を煽る可能性がある。
また西側諸国が核の保有を疑い調査に乗り出そうとしているイランもサミットに参加しなかった。
また北朝鮮もサミットに参加していない。
北朝鮮は核拡散防止条約を脱退し、核兵器保有を公言している。
またインドとパキスタンの立場に関連した大きな問題もある。
インドとパキスタンは事実上、核保有国となっているが核拡散防止条約にも包括的核実験禁止条約にも加盟していない。
両国がどのように核を保管しているのかは誰にも明らかになっていない。
さらに国際連合の評価によると、世界40ヶ国が核に関連した、もしくは核保有まであと一歩手前まで来ているとされている。
これまで提示されてきた事実だけでも、核の安全保障という課題が如何に難しいか、そして最終的に核による大量(???)からの人類の(???)が如何に難しいかを示している。
この高邁な目的を達成する弛まぬ国際的努力が必要とされている。

(???)は特徴あるイントネーションで喋る女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず

核神話の返上 [アメリカの核に頼るのか、独自に持つのか]


内外出版

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4月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル