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メドヴェージェフ大統領が提唱する安全保障の新フォーマット

2010-04-16 | ラジオ
スロバキアの新聞『プラウダ』にはロシアのメドヴェージェフ大統領の記事が(???)パートナー関係と題されて掲載された。
記事の見出しにはヨーロッパの安全保障は、冷戦時代の終結を意味する然るべき条約の形で締結されることが必要だと(???)。
この記事はメドヴェージェフ大統領のスロバキア公式訪問(???)。
記事の中ではロシアの提案する、ヨーロッパ安全保障の条約案は冷戦時代のイデオロギー的な対立に、ピリオドを打つものであるとされている。

このヨーロッパ安全保障条約案の主な目的は、安全保障の不可分原則を国際的に強化することだ。
ヨーロッパ安全保障の新たなフォーマットの基盤には、如何なる国も如何なる機関も国家間の力のバランス関係を犯して、(???)の安全保障を強化することは出来ないと言う(???)が横たわっている。

2008年10月初旬、メドヴェージェフ大統領はフランスで開かれた世界政策に関する会議で、新たなヨーロッパ安全保障条約に関するイニシアチブを発表した。
ここでは特に国際(???)を誠実に遂行することへの忠誠や、国家の主権と政治的独立の尊重が宣言された。
そのほかにも国際関係において武力あるいは、その脅威の使用を許可しないことが述べられている。
そして如何なる国家も如何なる国際機関も、ヨーロッパにおける平和と安定維持に対する優先権を持つことは出来ないと語られている。
この平和と安定維持はEUと全ての世界にとって、共通の脅威となっているテロリズムや大量破壊兵器の核拡散、また麻薬販売(密売じゃないの???)との闘いと同様のものだ。

メドヴェージェフ大統領は安全保障案を発表して以来、この条約締結の必要性そして全体として、ヨーロッパの安全保障に関する一連の協議を、ヨーロッパの首脳たちと行ってきた。
ロシアのイニシアチブに関しては、ウクライナのヤヌコーヴィチ大統領が支持を表明している。
またヨーロッパの安全保障問題に付いては、ドイツのメルケル首相や、イタリアのベルルスコーニ首相、フランスのサルコジ大統領などヨーロッパの、主要な指導者とも協議を行ってきた。
もちろん協議は今後も続けられる。
そのテーマの一つとなるのはロシアとNATO間の、今後の歩み寄りの模索ならびにアメリカのMDのヨーロッパ配備をめぐる問題解決と見られている。

メドヴェージェフ大統領は記事の中で、ロシアとEUの戦略的な協力関係路線を支持する、スロバキアの役割を肯定的に評価した。
EUとの優先的相互関係のなかには、相互理解と信頼による統一圏の形成がある。
この目的の解決方法の一つに、ロシアとEU諸国間におけるビザ無し体制の導入がある。
しかしこの件においては今のところ、現実的な成果は得られていない。
メドヴェージェフ大統領は条約締結の必要性に関する発言を総括し、安全保障の概念はいわゆる架空のカテゴリーではないということを、破滅的な戦争が全世界に教訓として示したと述べている。

大統領は安全保障における非常に重要な一歩として、アメリカとの戦略兵器削減条約に関する、新条約の調印を挙げている。
ヨーロッパ安全保障条約に関するロシアのイニシアチブは、何処か具体的な国に対して向けられたものではない。
この基本方針はヨーロッパの全ての国家の、肯定的な尽力を平和と繁栄の名の下に結集することにある。

(???)は若い女性アナウンサーの不十分な発声で音になっておらず

4月6日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル