Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『生物と無生物のあいだ』

2008-10-14 20:32:52 | 読書。
読書。
「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一
を読んだ。

生物学ですよー。
ウイルスを例にとって、生物と無生物の境界はどこかと問う。
というのも最初だけで、
あとはDNA、それが発見された背景などを語る本です。
また、自分の研究の歴史を一部分、ミステリーのように語ってくれていて
とても面白く読めました。
専門的な内容だけど、よく知らない読者にもわかりやすく書いている。
生物学会をこうして書いてくれると、なるほどなぁと楽しんで読めますな。
生命の不思議さも感じさせてくれる。
深い部分もあるのです。
読書の秋。こういう本を読んでみるのもいいんじゃないでしょうか。
昨年発行されてから50万部突破したそうです。
よしもとばななさんとか茂木健一郎さんだとかが推薦しています。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする