Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『中国行きのスロウ・ボート』

2008-10-22 19:53:02 | 読書。
読書。
「中国行きのスロウ・ボート」 村上春樹
を読んだ。

80年代前半に書かれた、著者初の短編集です。
途中、一年くらいのブランクがあって作品が書かれているのですが、
けっこう、それが読んでいてわかるんですよね。
「羊をめぐる冒険」のあとの3編です。
作家の成長なんでしょうかね。変化かな。
で、いつものように、村上春樹さんの本を読むとシンクロニシティが生じる。
今回は、グレン・グールドの「インテルメッツォ」でした。
最後の短編で主人公がこれを聴いているんですが、
今、もっとも欲しいのがこのアルバムなのです。
売ってないので買えなくて、これを契機にアマゾンで検索してみたら、
11/19に再発売されるらしい。今度は逃さずに買おうと思います。
このアルバムは坂本龍一さんも、グレン・グールドの中では一番好きだと
おっしゃっていたものですからね。チェックしなければ。
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