Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsウズベキスタン

2008-10-15 22:25:24 | スポーツ
サッカー日本代表のW杯最終予選、第2戦のホームでのウズベキスタン戦。
ウズベキスタンは早くも2敗しており、グループで最下位のチーム。
この試合の前に行われたアウェイでの韓国戦でも0-3で負けており、
そんなに難しい相手ではないだろう、と予想していたのだが。

ところがどっこい、
ふたを開けてみれば、きっと修正してきたのだろう、
前半からどんどんプレスをかけてきて、日本にサッカーをさせない。
守備が堅かったこともあるだろうけれど、日本の選手たちが気おされた部分が
あるのでしょう、岡田監督もインタビューで言っていた。
まったく、良いサッカーが出来なかった。
単調で緩急がなく意外性もない。シンプルだなんてほめることもできない。

ねぇ。
重松清さんの「エイジ」っていう本は中学生が主人公で
その年代なら当たり前のように、難しい言葉は使わない。
なのに後半になって、そんな簡単な言葉だけで深い表現を実現していた。
これを日本代表のサッカーにもやって欲しいんですよね。
オシムさんはそういうサッカーを目指していたんじゃないかと思う。
岡田監督はどうなのかな。

後半はUAE戦とは違って、ボール回しに「生きた感触」が感じられた。
「生きた感触」というのは、有機的な、つまり次への選択肢がいくつかあって、
ゴールへのイメージがいくつかあるなか、各選手が動き、パスの出し手が、
そのどれかを採用するというやり方です。
まぁね、90分動くというのは過酷なことで、
最後になって息が合わなくなってきたシーンも見受けられましたが、
それはそれでしょうがない。
何回か書いてきてますが、日本は2点以上とるサッカーをしなければなりません。
このチームでは、つまり、こういうポテンシャルを持った選手たちが
代表に選ばれる、または選ばざるを得ない今の状況でのチームバランスでは
1点の失点は仕方ないのです。日本は攻撃力を磨かねば。
そういうサッカーを強化していって欲しいですね。
それが、98年のフランスW杯以降の成績・流れに
(まぁホームだった日韓W杯は置いておいて)、
光明を射すというか、打開策となりうる戦術を見出すことになるんじゃないかな。

1-1というこの結果はとても残念でした。
次戦のアウェイでのカタール戦では、良くてドローのような気がします。
日本はカタールとの対戦成績が悪かったんじゃなかったかな。
勝ってないんじゃないかな。
それに、向こうはなんか知らんけど、帰化選手がけっこういて、
あの、コンサドーレ札幌や浦和レッズで活躍したエメルソンもしるらしい
んですよね。今、出場しているかわからないけど。
そんなことで、これからも茨の道の日本代表ですが、がんばって欲しいものです。

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