Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『おっぱいバレー』

2009-04-18 13:17:36 | 映画
綾瀬はるかさん主演の映画『おっぱいバレー』を観てきた。

これね、チケットを買うときに恥ずかしいという話をある人と
メールで話していた映画です。
でもね、僕はあんまり恥ずかしくありませんでした。
むしろ、楽しみでさえありました。
「おっぱいバレー」と何のチケットを買うか宣言すれば、
売り場のおねえさんが「おっぱいバレー一枚ですね」と復唱するのがきけるからです。

そうして、僕はなるたけきれいなおねえさんを選んで、
チケットを買うことにしました。
しかし、彼女は復唱してくれませんでした。
僕が「おっぱいバレー」と言った時に、軽く笑ってさえいました。
なんだと、俺に恥をかかせる気か!そんなのフェアじゃない!
職務怠慢だ!責任者でてこい!
と言うことはありませんでしたけど、こうやって、
合法に無差別なセクハラをできる機会だと思ってほくそえんでいたんだけどなぁ。
残念。
これがさー、僕が玉木宏みたいにかっこよくて、「おっぱいバレー」
と言ったら、おねえさんも「おっぱいバレーですね」と普通に返していた
と思うのですよ。かっこいい人が言うと、言葉まできれいになるかのように
感じられませんか。
でもね、僕は、僕にこそ「おっぱいバレーですね」と返してくれような女の子が
好きです。そういう子を、東宝は雇ってください。

さて、前置きが長くなりました。
肝心の映画のほうは、さすがに綾瀬はるかさんはきれいだしかわいいのですが、
ちょっと、主要キャラの中学生たちがエロいながらも単純すぎました。
もっとね、僕が中学生だった頃の仲間とかってのは、
反抗心だの反発心だの羞恥心だの虚栄心だの保身だの嫉妬だの、
複雑にいろどられていたように思うのです。
重松清さんの中学生を題材にした小説でもそうですよね。
それが、時代設定が古いこともあるのかもしれませんが、
登場人物のかれらは簡単すぎるんです。
まぁね、僕の世代なんかは、学級崩壊の先駆けですからね、違うのかもしれませんが。
そうです、僕の学級は授業が崩壊したことが何度もありました。
若い女の先生が泣いてしまうこともあったくらいです。
そういうのも、こう年を取って、心をちくりとさす思い出になっていたりもします。
映画の内容も、軽いです。昔の中学生はかわいいもんだ、とその一言で
終わってしまうような映画に観えました。
そういうわけで、あんまり書くことがありません。あしからず。
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