Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsカメルーン

2010-06-15 01:27:10 | スポーツ
W杯初戦のカメルーン戦。
日本は前半終盤に右サイドの松井からのクロスを
FWで起用された本田が落ち着いてゴールし、
その後、後半の半分以上はほぼ守備一辺倒の状態ながら
よく守りきり、1-0で勝利しました。

やった!!!
この勝利のためにこれまでの苦しい道のりがありました!!!
良かった~~~!!!おめでとう代表のみんな、スタッフ!!!

試合が始まる前から、観ていて緊張してしまいましたが、
先制してから後半の長いこと長いこと。
いつ試合が終わるんだか、失点しそうだとか、気が遠くなりそうに
なりながら観戦していました。
勝利を見届けてしまって、今日はもう、眠れないですねー。

日本はシュート数が2本とか3本とからしいですが、
特に前半は中盤からの守備が素晴らしく、
カメルーンに攻撃の糸口や勢いを見つけさせませんでした。
ボールを持った相手を数人で囲む、カバーするなどの
組織的かつ献身的なプレーが光りました。
そこから攻撃に転じて、本田や松井がボールをキープできていたのが大きかったですね。
カメルーンの良さを消したのか、
カメルーンのチーム状態が良くなかったのかはわかりません。

こんな勝利のときにも苦言を呈すならば、
ちょっと、ボールの跳ね返りだとか、
パスが流れたりクリアミスのようなボールになったりしたときの、
各選手の判断がちょっと単純なところがあるなぁと。
あ、これならタッチラインを割るな、とか、相手がカバーするな、とか、
簡単に判断を下してしまっているところがあります。
これは、シンプルな攻撃をすることが悪いっていう意味で、
単純さを指摘しているんじゃありません。
攻撃のシンプルさはそれはそれでいいと思います。

あと、1点を取ってから、ちょっと守りすぎましたよね。
大事に大事に勝ち点3っていう気持ちがでたんだろうなぁ。
これは今回勝ったことで、この先の試合ではより振り切れた、
自信を伴った試合運びができるように変化してくれるように思います。

そして、イングランド戦でためした
4-1-4-1の形がやっぱり良かったですねー。
ボランチの阿部選手が良いし、長谷部と遠藤が生きていて、
あれはもしかすると3ボランチなのかな、中盤の守備が生きる
原動力になっていたんじゃないのかね。

それにしても、本当によくサッカーしてくれました。
素晴らしい勝利です。これまで調子が上がってこなかったことからの重圧、
そして本番であるってことの重圧、そういったものをはねのけましたね。
オランダvsデンマークの試合も見ましたが、オランダはかなり重厚な攻撃力があり、
デンマークもしっかりした守備ができるし、攻撃でもFWのベントナーが
しっかりタメを作って相手を崩す形を持っているのであなどれません。

でも、自信を持ちながら自分自身に酔わずにしっかりと現実感を持って、
今日みたいに集中して献身的にプレーをしたら、良い勝負ができるんじゃないかな。
今日のような攻撃的守備もみせて欲しいです。

というわけで、
素晴らしい勝利をありがとう、日本代表のみんな!
応援の気持ちはゆるめません、良い結果が得られるように祈っています。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする