Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

夢ヲ残シテ塵トナル

2010-06-14 19:28:06 | days
小惑星「イトカワ」を探査した「はやぶさ」が地球に帰還、
予定通り、イトカワの砂の入ったカプセルを地上に降下し、
本体は大気圏突入で燃え尽きたようです。

はやぶさ帰還の様子の動画がustreamにアップされていますので、
興味のある方は見てみてください↓

はやぶさ帰還

これを見て、僕の目には涙がこみあげてきました。
小さな探査機「はやぶさ」が、エンジンの故障によって地球にイトカワの砂を持ち帰るのは
不可能とされていたのに、残ったエンジンを組み合わせるというウルトラCで
軌道を修正し、地球へ推進して帰ってきたんですからね。
ま、おぼろげだからちょっと間違って覚えているかもしれませんが、
大体、そんな感じでしたよね。

すごく難しいミッションにチャレンジして、それを成し遂げたJAXAに拍手!
下手な映画を見るより何倍も感激しました。

なんてったって、僕はなかなかSFが好きですからね。
スタートレックとかスターウォーズあたりですが、
宇宙を舞台に冒険を繰り広げたりするのを見るのが好きです。

ってゆっか、
短いニュース記事でしかはやぶさのことは知らなかったです。
そこでいろいろ想像を膨らませて、愛着が生まれていたんだと思う。
そういうのが多くの人にあって、Twitterでもはやぶさに関する
多くの書込みが見られました。

また、良い仕事をして帰ってきて、
燃え尽きてしまうっていうのもぐっとくるじゃないですか。
予定通りだったとしても。

SF好きに加えて、僕はロボットやアンドロイド好きなのもあって、
機械をかわいいなって感じるところがあります。
きっとね、人間が作り出したものがここまで頑張れるってことに
感動するっていう要素もあるんじゃないかなー。
ロボットの場合は、ロボットである悲しみみたいなのが
たまらなく切なかったりもするんですが。

今回のはやぶさには、そういった切なさも感じられますね。
そのままの形で帰ってこれたら、博物館に飾られて、
英雄のようにずうっと今後何世紀も、人類の誇りとして
多くの人を勇気づけ、感激させたと思います。

今回は、映像でだけ最後の雄姿が残りました。
でも、十分に感涙を誘われる映像でしたね。

ありがとう、はやぶさ!

そして、技術者の人たち、グッジョブ!
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