Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsオランダ

2010-06-19 23:02:30 | スポーツ
日本代表のW杯第二戦のオランダ戦は、後半の速い時間帯に
スナイデルにミドルシュートを放たれ、それをGK川島が弾いたところで
ゴールの枠からそらすことができず先制され、そのまま0-1で敗北した。

戦前のオランダ監督のなめたコメントにも挑発されずに、
日本は守備に没頭しながらも、無理に体力を浪費しないプランで
立ち上がったのでした。その甲斐があって、オランダが攻めあぐねる。
しかし、後半早々、テンポ上げて勝負をかけてきたところで押し負けた感じでしたねぇ。

日本はFWの本田のデキによって、試合の命運が決まると言っても
過言ではないかもしれない。本田でタメを作れると、
そうとう攻撃の質が変わってきますよね。
サイドの大久保や松井の動きで相手をひきつけることができて、
長谷部や遠藤のあがりが効果的になる。
明日はスポーツ紙で本田が叩かれるかもしれませんが、
それを発奮材料にして、しかし、頭はクールな状態で
デンマーク戦に臨んでほしいです。

途中出場の中村俊輔は、活躍して欲しい、期待しちゃう選手なのですが、
試合にリアリティを感じていない動きをしています。
もうちょっと攻撃に転じた時に、緊張感をもって欲しいですね。
余裕をちょっとはもってもいいかもしれませんが、持ちすぎです。
もう俊輔に出番はないかもしれない。

戦い方としては、途中で投入されたオランダのスピードある選手に対応させるために
長友のポジションをいじったり、相手に合わせることをしていたのが
良かったかなぁと。

ただ、日本は深い位置からの素早いカウンターをこれまでやってこなかったので、
本番になって急にそういう戦術が浸透するはずもないのですが、
各選手がそれぞれのクラブチームなどで経験してきたのを即興的に
プレーしていっているようにも見えます。
そのへん、ギャンブルだよなぁっていう見え方がするんですが。

中盤勝負ですよ、日本は。中盤で守備をして、中盤でボールを回して、
世界的にそれほど強靭ではない最終ラインのDFを軽減させてやられねばなりません。

それと、もう一度書きますが、本田のデキですよ。
もしも、前半30分くらいで、思うようにプレーできていない彼がピッチに立っていたならば、
迷うことなく、玉田なり岡崎なりに交替させるべきでしょうね。
大久保を真ん中に据えてもいいんだし。
このへん、セルジオ越後師匠ばりに辛口で言わせてもらいます。
本田が嫌いだってわけじゃありません。むしろガンガン注目している選手。

さぁ、あとはデンマーク戦の結果によりますね。
その前に、カメルーンとデンマークの一戦の結果も気になるところ。
デンマークが勝てば、日本との試合は相当高いモチベーションで臨んでくる
ことになります。それでなくてもあなどれない国ですからねぇ。
難しい試合になるなー。

がんばれ、日本代表!
自分達次第で、この予選リーグはどうにでもなるぞー!
Comments (2)
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