Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

センター試験2011

2011-01-17 20:38:47 | days
土曜日、日曜日とセンター試験が行われましたね。
受験生の方々は疲れたかな?楽しんじゃったかな?

出題される分野だとか、時の運なところもありますからね、
良かった人は「たまたまだ」くらいで構えればいいでしょう。

去年もやったのですが、今年も翌日の新聞に掲載された問題を使ってセンター試験の現代文だけ
挑戦してみました。現役時代も大したことがなかったのに、
現役を過ぎた今ではもう現代文くらいしか通用するものがありません。
というか、現代文を解く能力は、受験生の年代を過ぎても向上していく人が多いと思います。
かくいう僕もその一人。
得意なものに得意顔で挑戦してみるのもいやらしいかもしれないですが…。

それでもって、結果は、78/100点でした。
あんまり良くなかったですね。
最初の「挙措」という漢字以外のところはじっくり考えれば間違えない問題でしたが、
そこで間違えてしまうのが、時間制限にせきたてられる人間心理というもの。
僕は50分くらいで解こうと考えていて、48分で終了したのですが、やっぱり時間不足です。

現代文くらいしかとりえがないから、センター試験くらい満点はとっておきたい。
それでこの出来栄えはちょっとなぁ。やっぱり去年の後半にパチンコをやってたせいかな、
あれは頭が空っぽになりますからね。

来年もやる気があればセンター現代文に挑戦したいです。

そうそう、取り上げられた小説の主人公が婆さんだったんですよ、
それで、問題がなかなか難しかった。
どこぞの掲示板で「ばばあ、死ね!」って書いてありました。
さすがの僕も笑ってしまった。
一言こぼすくらいで、そこからエスカレートしない分には、
冗談として僕も共感してしまいました。

さて、話は変わります。
いつも考えるのですが、こういう現代文の問題を作る人の国語力ってすごいのでしょうね。
その苦心がうかがえるものもありますし、
「お、あたま切れてるね」と思わせられる選択肢もありますよね。
作成者くらいの国語力を受験生に求めるくらいの難易度にしてみるのはどうなんだろう。
…うわ、おもいっきり人ごととしての発想だ。

それにしても、本当に、受験勉強みたいな感じの勉強しかないものなのかね、
義務教育の目指しているものっていうのは。
どうしても競争になっちゃうものだしなぁ。
僕はどうしても、そういう場合に、分の悪いほうの人を見てしまいます。
見るばかりか応援したり、そういう人の逆転に自分も頭をひねったりしますね。
そういうのがね、自分のために頭を使うことに繋がったりもするんだよなー。

学校の勉強の出来不出来に、人生の優先順位第一位をおくのは大間違い。
僕はね、感性の豊かさこそが大事だと思うのですが、
これが一番!としてしまうのは、間違いな気がする。
一番になりうるものが12個くらいあれば面白い気がします。



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