読書。
『阪急電車』 有川浩
を読んだ。
阪急今津線を舞台にした連作短編集。
面白かったぞー、がおー。
ドライな筆致なんだけれど、
ちゃんと内容には機微や情緒が描かれている。
こまごまとしたところが各章で起点となっているのですが、
そういったこまごまをきちんと書けているし、
多少無理があっても、それをサポートするような展開や描写で、
その無理に対して地に足をつけさせている。
それでいて、くどくないし、軽すぎもしないようなバランス感覚も
著者は持っているようですね。
笑えるし、恋の淡い甘さや苦さを感じられるし、
それは酷いなっていう場面もありながら、
全体を通してハッピーなわけで、
読んでよかったと思える作品でした。
エンタテイメント小説かくあるべき、
なんて思ってしまうくらいでした。
登場人物がたくさんいましたが、
その主要なキャラクターそれぞれに愛着が持てました。
やぁ、よかった。
『阪急電車』 有川浩
を読んだ。
阪急今津線を舞台にした連作短編集。
面白かったぞー、がおー。
ドライな筆致なんだけれど、
ちゃんと内容には機微や情緒が描かれている。
こまごまとしたところが各章で起点となっているのですが、
そういったこまごまをきちんと書けているし、
多少無理があっても、それをサポートするような展開や描写で、
その無理に対して地に足をつけさせている。
それでいて、くどくないし、軽すぎもしないようなバランス感覚も
著者は持っているようですね。
笑えるし、恋の淡い甘さや苦さを感じられるし、
それは酷いなっていう場面もありながら、
全体を通してハッピーなわけで、
読んでよかったと思える作品でした。
エンタテイメント小説かくあるべき、
なんて思ってしまうくらいでした。
登場人物がたくさんいましたが、
その主要なキャラクターそれぞれに愛着が持てました。
やぁ、よかった。