読書。
『ダリ』 ジル・ネレー
を読んだ。
ピカソとともに20世紀を代表するスペイン出身の画家サルバドール・ダリ。
すごい人だね。彼の開拓した作風なんかはその後、
アンディ・ウォーホルにも受け継がれていると思う。
時代の流れとともにあった人だからなのか、
ダリの作品は古くても古くない。
そして大胆なアイデアと洗練でもって成立していて、
さらにこの本のなかでのダリ曰く、
その背景には彼が唯一認める天才のニーチェと
同等の自分の知性だからこそできたということらしい。
有名な「柔らかい時計」もおもしろいし、
表紙にもなっている「聖アントワーヌの誘惑」もおもしろい作品だった。
なにか、人を面白がらせる、サプライズする、
そんな精神の元に絵を描いているんじゃないかなあ。
エンタテイメント性十分のファインアート。
ポップなファインアートとも言えそう。
戦前には、ヒトラーを非政治的にではあるけれど面白がっていた人だそうで、
ファシスト認定されたりもしていたようです。
度を越した大芸術家ともなれば、見ている部分が違うのかもしれないし、
モラルだとか度外視で見てしまう何かがあるのかな、なんて思いました。
『ダリ』 ジル・ネレー
を読んだ。
ピカソとともに20世紀を代表するスペイン出身の画家サルバドール・ダリ。
すごい人だね。彼の開拓した作風なんかはその後、
アンディ・ウォーホルにも受け継がれていると思う。
時代の流れとともにあった人だからなのか、
ダリの作品は古くても古くない。
そして大胆なアイデアと洗練でもって成立していて、
さらにこの本のなかでのダリ曰く、
その背景には彼が唯一認める天才のニーチェと
同等の自分の知性だからこそできたということらしい。
有名な「柔らかい時計」もおもしろいし、
表紙にもなっている「聖アントワーヌの誘惑」もおもしろい作品だった。
なにか、人を面白がらせる、サプライズする、
そんな精神の元に絵を描いているんじゃないかなあ。
エンタテイメント性十分のファインアート。
ポップなファインアートとも言えそう。
戦前には、ヒトラーを非政治的にではあるけれど面白がっていた人だそうで、
ファシスト認定されたりもしていたようです。
度を越した大芸術家ともなれば、見ている部分が違うのかもしれないし、
モラルだとか度外視で見てしまう何かがあるのかな、なんて思いました。