読書。
『芸術脳』 茂木健一郎
を読んだ。
稀代の知識人であり考える人である茂木さんの対談集。
NHK『プロフェッショナル』では、「脳科学的にいうと…」と言葉をつないでいく人で、
そういう部分を見ていると、つまらない人なんじゃないかと思いがちなんですが、
それはそれ、テレビという中での一つの形式を演じていた部分のようで、
カメラの回っていないところの茂木さん、それも少人数を相手にする茂木さんもしくは
一人の時の茂木さんは面白くない人ではないようです。
本作では、最初の佐藤雅彦さん、内藤礼さんのところが特に面白かったです。
茂木さんの欠点といえば、ある程度のレベルまでいった表現者とならば誰とでも
話が出来て共感を出来て、もっと言えば「仲良くできる」としているようなところ
だと僕は思うんですね。
合わない人がいないというのは、それは一つの欠点で、
言葉を変えると、柔らかすぎる人という評価にもなりかねません。
まぁこれは昭和からの考え方ですけれど。
茂木さんとしては、多様性を認められる、
時代の前衛の人という自認があるのかもしれないです。
『芸術脳』 茂木健一郎
を読んだ。
稀代の知識人であり考える人である茂木さんの対談集。
NHK『プロフェッショナル』では、「脳科学的にいうと…」と言葉をつないでいく人で、
そういう部分を見ていると、つまらない人なんじゃないかと思いがちなんですが、
それはそれ、テレビという中での一つの形式を演じていた部分のようで、
カメラの回っていないところの茂木さん、それも少人数を相手にする茂木さんもしくは
一人の時の茂木さんは面白くない人ではないようです。
本作では、最初の佐藤雅彦さん、内藤礼さんのところが特に面白かったです。
茂木さんの欠点といえば、ある程度のレベルまでいった表現者とならば誰とでも
話が出来て共感を出来て、もっと言えば「仲良くできる」としているようなところ
だと僕は思うんですね。
合わない人がいないというのは、それは一つの欠点で、
言葉を変えると、柔らかすぎる人という評価にもなりかねません。
まぁこれは昭和からの考え方ですけれど。
茂木さんとしては、多様性を認められる、
時代の前衛の人という自認があるのかもしれないです。
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