☆先週の衆議院予算委員会で、公明党の北側幹事長が「正規雇用」「非正規雇用」と言う区分けは「おかしいのでは...」と言う質問をされていた。2/6日の僕のブログで触れた事なので「ウン...やっぱりそう考えている人も居るんだ」と我が意を得たりだった。最近は全ての論議が表面的な議論に終始しているような感じがする。
☆春闘で議論されている事もマスコミも基本的な部分を理解しているのかなと感じることが多い。「賃金と雇用」は切り離せないもので、’91年僕が現役で或る自動車ディーラーの社長をしている時には団体交渉を教育の場と考えていた。
☆僕のいつも話していたことを思い出して見よう。
☆一般的に「賃金の四原則」と言うと、労働基準法のなかで賃金について7項目位が決められている。その中で1、通貨払い 2、直接払い 3、金額払い 4、毎月一回以上の定期払い が主な「四原則」と言われている。
☆1953年結成された日産自動車の新組合を中心とした労使協調路線の中では、「賃金四原則」1、最低賃金の原則 2、同一労働同一賃金 3、異質労働異質賃金 4、最高賃金(高生産性高賃金の原則)が合理的賃金体系を作る為の四原則と考えられていた。
☆僕は4、の項目が一番労使ともに重要だと思っているし、好きだ。そして、何処の職場でも45年間これをテーマの中心に置いていた。比較については「会社の規模が違う」とか色んな議論が出るが、「原単位」要するに「一人当たり」「一坪当たり」で比較をすれば良い。
☆この「一人当たり」の考え方は会社の経営分析でも一番解りやすい。最近、規制緩和で株式の新規市場が多くなっているがこう言う目で見ると「異常な会社」は直ぐ解る。「派遣社員」を使っている会社は表面的には良い数字になっているだろう。最近の不二家のケースでも想像以上に酷い監理だ。
「非正規社員」の「使用者責任」は「親企業」か「派遣企業」か?どうなっているんだろう?
☆今、国会で議論されている問題の切り口も「正規雇用」「非正規雇用」ももっと突っ込んで明確にするべきだろう。日本は生産性に対して賃金が高すぎやしないか?世界は進化している。問題意識の少ない所で発展はない。
P、S 去る10日「素晴らしく楽しい一日が過ごせた。“電子的知り合い“の5人の初顔合わせである。共通語は「慶応―野球―自動車」詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/katchan/(2/11)をご一覧のほど...
☆春闘で議論されている事もマスコミも基本的な部分を理解しているのかなと感じることが多い。「賃金と雇用」は切り離せないもので、’91年僕が現役で或る自動車ディーラーの社長をしている時には団体交渉を教育の場と考えていた。
☆僕のいつも話していたことを思い出して見よう。
☆一般的に「賃金の四原則」と言うと、労働基準法のなかで賃金について7項目位が決められている。その中で1、通貨払い 2、直接払い 3、金額払い 4、毎月一回以上の定期払い が主な「四原則」と言われている。
☆1953年結成された日産自動車の新組合を中心とした労使協調路線の中では、「賃金四原則」1、最低賃金の原則 2、同一労働同一賃金 3、異質労働異質賃金 4、最高賃金(高生産性高賃金の原則)が合理的賃金体系を作る為の四原則と考えられていた。
☆僕は4、の項目が一番労使ともに重要だと思っているし、好きだ。そして、何処の職場でも45年間これをテーマの中心に置いていた。比較については「会社の規模が違う」とか色んな議論が出るが、「原単位」要するに「一人当たり」「一坪当たり」で比較をすれば良い。
☆この「一人当たり」の考え方は会社の経営分析でも一番解りやすい。最近、規制緩和で株式の新規市場が多くなっているがこう言う目で見ると「異常な会社」は直ぐ解る。「派遣社員」を使っている会社は表面的には良い数字になっているだろう。最近の不二家のケースでも想像以上に酷い監理だ。
「非正規社員」の「使用者責任」は「親企業」か「派遣企業」か?どうなっているんだろう?
☆今、国会で議論されている問題の切り口も「正規雇用」「非正規雇用」ももっと突っ込んで明確にするべきだろう。日本は生産性に対して賃金が高すぎやしないか?世界は進化している。問題意識の少ない所で発展はない。
P、S 去る10日「素晴らしく楽しい一日が過ごせた。“電子的知り合い“の5人の初顔合わせである。共通語は「慶応―野球―自動車」詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/katchan/(2/11)をご一覧のほど...