Megu’s Think!
Freelanceの特典は、自分が自分のボスであること。ビジネスの方針も経営も、自分次第。 私が、通常対応しているのは、自分のクライアント、同じFreelanceの同僚、そして施設のオーナー。仕事場では、オーナーがリーダーシップをとって、一人一人がビジネスオーナーとして成功するようにミーティングやワークショップを催してくれている。BUT, 組織の中にいないので、人のマネージメントを学ぶ機会があまりない。と、いうことで、今月は、家のリモデリング会社のCEO・創設者であるクライアントから最近学んだ、クライアントの対応とマネージメント とその応用について。
☆クライアントのタイプ:
Killer Clients- とことん、仕事を惨めな状況にさせる クライアント。
Enemy Clients-常に誰か一人をターゲットにして、その人の文句を言う。いわゆる、いじめ。たとえば、コーディネーター、デザイナー、建築士がチームとして対応している場合、デザイナーを悪者にして、ほかのチームメンバーとは仲良くする。そして、しばらくすると、その対象を建築士に変え、建築士をのけ者にする、というようなクライアント。 High Maintenance Clients-簡単に言えば、注文が多く、世話がやけるクライアント。
☆これらのクライアントの対応策:
1.線を引き,クライアントに条件を出す。そして、条件が満たされない時は、どうしても収入/収益が必要でないかぎり、仕事を断る。アメリカ人は、“Firing a client =クライアントを首にする”っていう言い方をするけど、この言い方,“お客様は神様です”っていう日本社会では、あまり聞かない?
2.このような“特別”なクライアントに対応できる人、または、難しいクライアントの意向にそえるような人にプロジェクトを任せる。で、そのプロジェクトが終ったら、次は、その人には、対応しやすいクライアントを指定する(R&R- Rest and Restroation)。
3.チームワーク=お互い支え合って、クライアントの対応・プロジェクト進行。
☆さて、一人でこれらのクライアントに対応しなければならない、Freelanceersは、どうしたらよいのかを、考えてみました。
1.線を引 くa:私の職業の特色として、また経験からいって、クライアントとかなり親しくなることが多いけど(というか、ありがたく、クライアントに可愛がってもらうことが多い...)、 プロフェッショナリズムを保ち、クライアント?トレナーの関係を維持することが第一。仕事の外で 、付き合うことがあっても、プロフェッショナルの関係を忘れない。どの仕事でもいえることだけど、特に一対一でやっている仕事だと、“友達”になることが容易だけど、そうなってしまうと、仕事がやりづらくなる。
2.線を引 くb:クライアントに、自分の責任範囲、 クライアントとしての心得を明確にしておく。
3.自分の手に負えないと思って、どうしてもその人からの収益が必要でない場合 (たった一人のクライアントに、精神的に被害を受けて、仕事をやめたいと思わせることってあるでしょ) はじめは、 他に上手く対応できる同僚、または自分よりもクライアントに合ったタイプの同僚がいたら、両者の合意のうえで、クライアントを引き継いでもらう。もし、引き継ぎが可能でない場合は、仕方がないのでやめてもらう。
☆最後に、仕事をストレスをためずに、成功させるこつ...今のご時世、電話だけでなく、メール、Facebook, Lineなどのアプリで、どこにいても誰にでも連絡がとれるのはいいのだけどで、多くの人が常にメッセージをチェックしてるでしょ。そうすると、プライベートの時間でも、仕事から離れられない。うちの親父は、“某君は、いつも電話にでない。客から電話があったらどうするんだ”とか文句いっているけど、時間を決めて、コミュニケーションテクノロジーから離れることは頭と心を休めるって意味で大切なこと。だからって、返事をしないってわけじゃないんだから。テクノロジーにアクセスができないと、かえって分離不安になる人もいるけど、テクノロジーと仕事から離れて、昼寝、家族や大切な人との時間、トレーニング、バケーションなどなどを楽しむことは、仕事の効率性を上げ、成功につながるひとつの要素だと思うわけです。