★Megu's Sport
・H大学のI教授、いつもFacebookで、考えさせられる様な記事をシェアしている。これも、私の目を捉えた記事のひとつ:http://diamond.jp/articles/-/134147?page=4 私の日本語文献に対する理解度が落ちているのか、この記事がクリアーなメッセージを伝えてないのか、Mix-Matchな思考をさせられる記事。
“戦後からバブル崩壊期までは、「幸せな人生」は、定型化していた。一生懸命勉強し、いい大学に入り、大手企業に定年まで勤めれば、「幸せな人生」が送れるといわれていた。皆深く考えることなく、それに向かっていけばよかった。”
・Here we go…典型的な道を歩んでいない私。今年で、アメリカ生活21年目。以前にも書いたことがあるかもしれないけど、アメリカに来ることになったきっかけ。大学4年で就職活動をしていた時。某一流保険会社の就職試験に行った。一般職の試験。リクルートスーツを着てみんな同じ様な格好をした女の子が、何百人といる。その中にいて、“このうちの一人になりたくない”と思った。そもそも、大学受験以来、脳がおろそかになっていたので、数学のテストが難しくて居眠りしてしまったので、もちろん、その会社の就職活動は、そこで終わりましたが。そこから、将来自分が何をしたいかというリサーチを始め、Long story short, NATA公認Athletic Trainerという資格を見つけて、今に至ると。
・“その「自分」は現在の自己ではなく、自分が目指す自己(理想自己)であるべきだ”… “自分探しをしようと思う程度の「今の自己」が持つポテンシャルなど、取るに足りないと知るべきである”…“もう1つの間違いは「自分」が静的で、変わらず、安定した存在と思っていることだ。理想自己を想定した時、人は現在の自己との差を知ることになる。すると、今の自分に欠けているものは何かを分析することができる。そしてそれを克服する過程を経て、理想自己に近づくことができる。つまり自己は、変えねばならないものだ。今の自分を変えることなく「自分に合った環境」を探すことは、言い換えれば「楽したい」と同じなのである”
・This sounds a bit confusing. この”自分探し”から21年。It still feels like only 10 years since I came to the US. 多くの人との出会い・支えとGood Luckで、ここまでEvolveしてきた。初めの“理想自己”が、NATA公認Athletic Trainerになることから始まり、修士号取得>就職>永住権取得>独立・事業主という段階を経てきた。 シンプルに順序立てて書くのは簡単だけど、実際の経験・体験は、奥が深い。Life Style, 人間関係、家族関係、恋愛関係と多面の経験を通して、今の自分がいる。
・One Step At a Time。新しい発見や学ぶことが、いっぱいある。私がアメリカに来た時、NATA公認Athletic Trainerになることを達成した後、自分が何になりたいかってわかってた? NO. I had no idea. どんな仕事に就きたいたって、なんとなく考えていたけど、それ以前に、どんな仕事の選択肢があるかなんて、全然わかっていなかった。Short Termの目標を定めることは、大切。だけど、Long Term, 誰も5年後、10年後がどうなるなんかわからない。自分が、Short Termの目標に向かっていく中で、どんな選択肢があるか学んでいく。仕事に限らず、Life Style, 人間関係も含めて。Long Termの目標は、漠然としててもいいし、途中で変えることも悪いことではない。その過程で、その時々の“理想自己”を見つけ、それに近づいていくんじゃないでしょうか。
・“逆に言えば、つらい、苦しい、やめたい、と思ってやめる程度では、理想自己を見つけているとはいえないのだ。例えば、はた目には、仕事三昧で社畜のように見えても、それが理想自己に至る過程だと本人が確信していれば、それは「幸せな働き方」である。超人的なスケジュールをこなすイーロン・マスクが、不幸な働き方をしている、とは誰も思わないだろう。”
・辛いと思ったことは、何度かあるけど、それは、一時的・瞬間的。このLife Styleをやめたいと思ったことは、今のところ、 一度もないんじゃないかな。Lucky Me! Elon Muskには財政的には程遠いが、私は、自分なりに“幸せな働き方”をしていると思う。仕事や目標達成は、日本独特の汗と涙の“巨人の星”の様でなくて良い。“楽”じゃなくても楽しくていい。今の仕事で、楽しいのは、クライアントと過ごす時間の中で、たわいな会話から、新しく学ぶことが一日に一つはあること。私自身、言わば Entrepreneur として、自己改革をし続けながら、自分の好きなこと、Workouts, Races, Travel, Time with friends and familyを仕事以外の時間でするというLife Styleを続けて、“今”を大切にし、楽しんでいきたいなと思う。
・“個人の中の働き方改革は、自分をどんなふうに変えたいか、どんな自分になりたいかを真剣に考えることから始まると筆者は考えている。”… “日々の生活の中では、自分は自分のことを見ていない。見ていると思っていても見ていないのが実情だ。なので「どんな自分になりたいか」がわかっているつもりで、わかっていない” Yes and No. Yes…自分のことって、わかっている様でわかっていないことが多い。No…どんな自分になりたいかって、そんなに真剣に考えなくても、自分の頭のどこかでわかっているんじゃないかな。それで、実行に出るか出ないかは、その人次第。また、“なりたい自分”って変化するし、変わる自分と環境に対して柔軟性・適応性を持つことが大切。