私が「は」と「が」について気づいたのは、旧教科書(2年前使用)の、3年、相似の単元にあった証明だった。図のファイルがあったのでアップして説明しよう。
以前の教科書の記述(たぶん)
図のように,円Oに2つの弦AB,CDをひき,その交点をPとします。
このとき, △ACP ∽ △DBPになることを証明しなさい。
証明
△ACPと△DBPにおいて
対頂角が等しいから
∠ACP=∠DPB …(1)
弧CBに対する円周角は等しいから
∠CAP=∠BDP…(2)
(1),(2)より,2組の角がそれぞれ等しいから
△ACP ∽ △DBP
ということ。これが旧教科書。
「対頂角『が』等しいから」というところが問題の箇所だった。
で、こだわったというわけ。
この「が」は、現行の教科書では「は」になっている。