確率の授業をゆっくりやったことはない。最後の単元なので、
だいたいは4時間ぐらいですっ飛ばすことが多かった。
今回は機会を与えてもらえたので、じっくり教えることができた。
2時間ほど教えたあたりだろうか、学年の先生が教室に
きて、先生が見えているけれど、今日も私が授業をやることになった、
と生徒に伝えると、歓迎の歓声があがった。
生徒たちは学年の先生に「(お休みの先生に)失礼ですよ」と
たしなめられていた。私は複雑な思いがした。
あとで生徒に聞いてみたところ、私の授業は楽しい、という。
と言ううちに、数学の先生がいよいよ授業をやるということになった。
私はサブとして働くことになったのだ。
どこらあたりからだったか、たぶん・・・
確率で、絶対起こる確率は1、絶対に起こらない確率は0
の後あたりからだろうか。
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休みがちだった先生は、マスクをして授業をしていた。
風邪などは引いている様子はなかったが・・・。
つづく