やがて、若い先生は少しずつ元気を回復して来た。
休まなくなったので、私は教壇に立つこともなくなってきた。
それでも、いざというときのために、早朝から勤務していた。
1月も終わりの方になると、その必要もなくなってきたが、
早朝出勤は続けた。
朝の打ち合わせギリギリの登校だった先生は、ときどき
早く出勤するようになってきた。
先生の授業のサポートをしながら、この単元、
「三角形と四角形」の授業の教材研究が出来た。
この経験は学習教室で役立つと思った。
1月の下旬には、もう私の支援が必要なくなったのではないかと
学年の先生と相談をした。
つづく