入院した次の日の朝、朝食の時間となった。ベッドを横切るようにテーブルが置かれて、
朝食が配膳された。「出来ますか?」と聞かれたので、出来る、と返事をして、
ベッドのリモコンを操作し、ベッドを起こしたが、テーブルは胸の辺りにあって、食べにくい。
リモコンを見るとベッドの高さを調節するボタンもあったので、操作してやっと食べられる位置になった。
まだ食べやすい位置ではなかったので、自由にならない左足をかばいなが、右足で身体を起こし、
枕を腰に当てたら食べやすい位置になった。スプーンや箸が届いていなかったので、
いただいた割り箸で食べた。ご飯ではなくお粥。
その他おかずは食塩の量を少なめにした病院食だったが、美味しくいただくことが出来た。
「しっかり食べて体力をつけるのだ」と心に決め、退院まで食事はすべて完食。
これも母が病院や介護施設で見せてくれたことが手本になっていた。
わが母は半身が不自由ながら、食事は完璧に食べていたのだ。
写真はパラマウントのベッドサイドテーブル。ベッドがパラマウント製だったので多分これだと思う。
写真を撮ってなかったので、ネットで探したもの。