吉田春夫 「開高健 旅と表現者」読了
はじめて作家論と言うものを読んでみた。う~ん、難しい。こんなに理屈をつけて本は読まれなければならないのだろうか。こんな読み方をしていたらぜんぜん読書が面白くないんではなかろうか。
絶対音感を持った人はすべての音が音符に聞こえるというが、そんなものなのだろうか。
むかし、遠藤周作が自分の文章が出題された大学受験の問題を見て、自分はこんなことを考えて文章は書いていないと言ったそうだが、開高健も本当にあのような心の変化の下に文章を書き継いでいったのだろうか。物に対する興味や執着は男の心の中には少なからずあるものだろうし、魚釣りは単に面白いだけだったかもしれないし・・・。
しかし、開高健は「男は心の中に傷があるから魚を釣りに行くのだ。」とよく言っていて、僕の心には傷はないけどな~。と不思議に思っていたが、この人の分析によるとベトナム戦争の体験が元にあるということだが、これは確かにつじつまが合うようなきがする。ひょっとしたら、この人の分析はあながちうそではないのかもしれない。
でも、本はもっと気軽に、面白く読むのに限るな。
はじめて作家論と言うものを読んでみた。う~ん、難しい。こんなに理屈をつけて本は読まれなければならないのだろうか。こんな読み方をしていたらぜんぜん読書が面白くないんではなかろうか。
絶対音感を持った人はすべての音が音符に聞こえるというが、そんなものなのだろうか。
むかし、遠藤周作が自分の文章が出題された大学受験の問題を見て、自分はこんなことを考えて文章は書いていないと言ったそうだが、開高健も本当にあのような心の変化の下に文章を書き継いでいったのだろうか。物に対する興味や執着は男の心の中には少なからずあるものだろうし、魚釣りは単に面白いだけだったかもしれないし・・・。
しかし、開高健は「男は心の中に傷があるから魚を釣りに行くのだ。」とよく言っていて、僕の心には傷はないけどな~。と不思議に思っていたが、この人の分析によるとベトナム戦争の体験が元にあるということだが、これは確かにつじつまが合うようなきがする。ひょっとしたら、この人の分析はあながちうそではないのかもしれない。
でも、本はもっと気軽に、面白く読むのに限るな。