イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

田辺湾釣行

2007年06月21日 | Weblog
場所:田辺湾 塔島
条件:中潮 9:29満潮 水温21.6度
釣果:チヌ 45~39センチ 3匹、 グレ31センチ以下4匹、 ヘダイ 37センチ 1匹、 カワハギ 31センチ 1匹、 アオブダイ 49センチ1匹


連日帰宅が遅いので少し疲れ気味だが残ったヌカを使わなければ虫がついてえらいことになっているので頑張って出撃することにした。
ヌカを練って11時30分には出発。これでも仮眠できる時間は2時間程度だ。結局、1時半過ぎに渡船屋に着いて3時頃には回りの騒々しさで目がさめてしまった。一番船は3時50分に出発。4時10分には磯の上に乗っていた。早いなと思っても今日は夏至の前日。もうライトがいらないくらいに明るくなっていた。
部長に貰った竿を使ってブッコミ釣りやエギのセット、ヌカを練りとあわただしく準備をする。
エギは不発。ブッコミ釣りもエサが悪いのか何のアタリもなかった。
ダンゴを投げ始めたのは5時ごろ、海の感じはあまりよくない。潮は右へ流れ、切れた藻もたくさん流れている。アジの新子がやたらと多いが底のほうには団子を割る魚がいないようでウキが上がって来るのが遅くおまけに巻き上げる途中でこのアジがエサを追っているようだ。

流れが右左と安定しないので底を2ヒロほど切って釣っていると小さいがグレが釣れた。同じような釣り方でボラが。なんで底を切っていてボラが釣れるのか?今日は潮がおかしいのか。
ずっと続けていると7時半頃チヌが当たった。今日の最大の45㎝だ。でもどう考えてもまぐれアタリだ。
満潮時刻に近づいた時、潮は左へ流れ始め、流れ藻もいつのまにか消えてしまっていた。
とたんにアタリが出る。チヌだ。続けてチヌ。このときが時合だったようだが長くは続かない。
また潮の流れがおかしくなる。
グレがたまに釣れるがチヌは当たってこない。多分エサが底に落ち着いていないのだろう。暑さと眠気で集中力も続かない。
投げそこなった1投では30㎝を超えるカワハギが釣れてきた。これはラッキーだ。冬のカワハギならなおのことよかったが・・・。

2時の見回りの船が帰ったあとでヘダイを追加。2時半に久しぶりのチヌのようなアタリ。ものすごい引きだ。ドラグがうなりを上げる。それでも糸は切れずに少しずつだが上がってくる。水の下には黒い影。何かがわからない。タモに入った魚はアオブダイ。はじめて釣った魚だ。50㎝近くある。唇のそとにハリが掛かっていたからハリスが切れなかったようだ。
そのあとすぐにウキが一気に斜めに沈み込み竿の先まで持っていくような強烈なアタリ。ドラグが鳴って糸が出て行くがなすすべもなく道糸から切れてしまった。前のアオブダイより一回りかふた回り大きなやつだろう。
これを潮に終了。
終わって見ると多彩な釣果であった。

残り時間で貝取り。イカを釣っていた兄ちゃんからウニも食えると聞いたので今度はウニを持って帰ろう。

おだんごクラブの土さんの情報ではアオブダイはキモに毒があるらしい。
お腹からは大きなキモが出てきた。冬だったら食べていたかも知れない。
インターネットで調べるとパリトキシンと言う毒がありそれも猛毒らしい。
三重県では死亡例も・・・。
とんでもないものを食べてしまった。でもおいしかった・・・。
くわばら、くわばら。
コメント
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