イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「野性の呼び声」読了

2007年10月02日 | Weblog
ジャック・ロンドン「野性の呼び声」読了
この本の題名はずっと昔、BE-PALの本の紹介コーナーでソローの「森の生活」とともに紹介されていたので記憶していた。
文庫が出たので買ってみた。
この作者は「白い牙」という小説の作者でもあるらしい。たしか、小学校の体育館で映画を見たような記憶があって、あ~、と思い出した。
内容を知らずにか買ったのだが、「白い牙」と同じように動物が主人公だ。「白い牙」はたしか狼だったが、こっちは犬が主人公だ。
判事の家で悠々自適に暮らしていた犬が運命のいたずらでアラスカまで連れて行かれてたくましく野生に戻っていくという物語だ。
どっちかというと、子供が読んだほうが面白いんではないかというプロットだが、大人の僕としては、「人はいつでも自然の中に帰ってたくましく生きることができるのだよ。」「今のあなたの姿はきっと仮の姿なのだよ。」と元気付けてくれているように解釈したい。

この本はちょうど100年くらい前に書かれた本なのだが、アメリカではこの頃から都会の生活に見切りをつけた人が荒野を目指すと言う動きがあったらしい。ゴールドラッシュなども関係しているのだろうが、今も昔も人は都会の生活をストレスに感じていたのかと思うと人間はぜんぜん進歩をしていないなとつくづく感心して、またあきれてしまった。

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水軒沖釣行

2007年10月02日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮 15:18干潮
釣果:タチウオ 5匹

今日も朝起きることができなかった。
加太に行こうと思っていたがダメだった。
仕方がないので夕方タチウオに行ってきた。
午後4時半出発。風が北から吹いていたので今年初めて新波止の南側で釣りができる。
最初のあたりは新新波止の切れ目のあたり。まだ明るい頃に食ってきた。
この周辺で陸向きに流したときに必ずアタリを取ることができた。
しかし、それを見ていたのか、一艘船が近づいてきた。結局はじきとばされるかたちで場所を移動したが、これがダメだった。ほかの場所ではアタリがない。
結局、今日も5匹で終わってしまった。
仕掛けが悪いのか、魚が少ないのか、もう少し釣れないと面白くない。
今日は夕日がきれいだったのでこっちの画像を掲載。

コメント (2)
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