イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

田辺湾釣行

2007年10月29日 | Weblog
場所:田辺湾 カグラ
条件:中潮 8:07満潮
超過:チヌ 41センチまで2匹 アオリイカ 3匹

そろそろ寒さでダンゴが握りづらくなるので最後になるかもしれない大事な釣行であったが、雨で散々な目にあってしまった。

朝一番は恒例になってきたブッコミ仕掛けと恒例になってしまったエギングでスタート。
エギングでは3匹。なかなかである。
しかし、根掛りをはずそうとして竿をあおった瞬間にまっ二つに折れてしまった。
なんとも脆い竿だ。もともと、出来が悪かったようで、先のほうのピースの一番根元のガイドの下が抜き差しの時のねじれでつぶれてしまっていたのを補強して使っていたが、そこから折れてしまった。マルニシで一番安い竿を買ったのだが、やっぱりもう少しお金を出しておけばよかった。しかし、この竿を再生する楽しみができた。どうやって復活させてやろうか・・・。船からのキス釣りくらいには使えるようになるだろう。
その間にブッコミでは大きなガシラが1匹。これは刺身でいただいたが、なかなかの味であった。

前の日の天気予報では雨の予報などまったく出ていなかったが、午前7時ごろから10時までかなりの雨が降ってしまった。
もちろん雨の用意などまったくしていない。天気が悪そうなときはエサ屋さんでビニール袋を余分にもらってヌカのカバーに使ったりするのだが、それさえも準備はない。仕方がないのでアミエビを入れていた袋をきれいに洗ってバッカンの上にかぶせて応急処置とした。
が、体のほうはどうしようもなく、頭の先から長靴の中までびっしょり濡れてしまった。指は凍えるし体は気持ち悪いしで戦意喪失。一時は雨の中で呆然と立ちすくしてしまった。
雨がやんだあと、本当にすぐあとに竿をひったくっていくアタリ。
しかし、ハリス切れ。ボラか何かだと思っていると、次の投入でも同じようにウキが浮いてくる前に竿をひったくっていくアタリ。40センチのチヌが釣れた。そしてすぐそのあと、またまた同じようなアタリ。41センチ。
ここまで我慢した甲斐があった。時合のようだ。それもかなり活性が高い。うれしくなったが、そんなに甘くはない。そのあとはまったくアタリがなくなった。
濡れた服を乾かしながら4時まで粘ったがボラとヘダイとチャリコが遊びに来るくらいで終わってしまった。

隣の金谷では7枚のチヌがあがっていた。
まだまだ修行がたりないと感じる1日であった。



コメント
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