イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

那智勝浦釣行?

2012年11月02日 | Weblog
今年も恒例の熊野一泊旅行だ。2日目の朝はこれまた恒例の朝食までの釣行。
去年、墨跡のたくさんあった那智勝浦漁港でイカを狙ってみた。
結果は当然ながらボウズであった。
漁協では朝からセリをやっていて、なかなか漁港らしい雰囲気がただよっていた。



長らく使ったリールがいよいよおかしくなってきて、逆転防止ストッパーがほぼ完全に効かなくなってきた。
買い替え時なんだろうな。


旅行のほうは今回は「にっぽん縦断 こころ旅」で火野正平がたどったルートを逆にたどるのがテーマだ。

有田川から白馬峠を越えて日高川の支流、愛川(あたいがわと読む)のお寺からの眺めをおがみ、



竜神の手前から近露経由で、番組とは全然関係のない湯の峰温泉でゆで卵を作って昼食。温泉に漬けるだけでなんともふわふわのゆで卵ができあがった。
同行の母も姉もそして私も感動してしまった。

 

七里ヶ浜ままで足を伸ばして一番北の端へ行ってみたら、そこには総檜造りの立派なトイレがあった。
う~ん、これはお金の無駄使いではないのか・・・



2日目は那智の瀧へ、ここが番組のスタート地点だ。



大規模な滝壺の復旧は進んでいるが元に戻るまではかなりかかるようだ。



元に戻すのがいいのか、それとも、これも自然の流れだからなすがままにまかせておくべきなのか・・・


熊野速玉大社では楽しみにしていた中上健次の没後20年記念イベントを見てきた。
どんな私生活をした人かはほとんど知らない人だったので、興味深く見させてもらった。



昼食は伊勢海老の天丼。伊勢海老を丸ごと1匹天丼にしてしまうとはなんとも贅沢だ。味噌汁にも半身が入っている。
なんとも贅沢だ。
これが1人前2,500円とは田中真紀子がどんなことを言っても驚かないひとでも、必ず驚かなければならないのだ。



お土産はクジラの肉。今年は幸運なことに、生の肉が売っていた。刺身にできるいいお肉だ。



人にはいろいろな考えがあるとは思うのだが、他人の文化に、何の関係もないよそものがとやかく言うのはまったく道理のいかない話だと思う。
僕たちは昔からクジラを食べてきたのだ。


結局、火野正平はどうでもよくなって、なにやら美味しいものを探し求める道中だった。




コメント (1)
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