イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「伊勢丹・ストーリー戦略」読了

2015年08月05日 | 読書
川島 蓉子 「伊勢丹・ストーリー戦略」読了

この本に書かれてあることなんか当たり前のようにわかっている。多分、この業界に身をおいている人々ならそれが理想であると全員がわかっている。
じゃあ、なぜそれができないのか?
それは企業風土なのか、情熱なのか、無能なのか、それらのすべてなのか・・・。
すでに決まってしまっている序列というものは間違いなくある。あのような売り方ができるのは多分大都市圏で1店舗だけだろう。新宿には高島屋、小田急、京急、マルイも入れれば5店舗あるが、セールのこの時期に商品を山盛りで売っていないのは伊勢丹と高島屋だけだ。この地域での高島屋は負け組みとされているからこの商圏では伊勢丹だけが店頭にワゴンを1台も入れずにセール期間を戦える。
長く維持してきた伝統がなせる業だろう。だから客筋もいい。昨日、くしくもこの店の周りを歩いていたが、駐車場から出てくる車はほぼすべてが左ハンドルでしかも女性が運転している。こんな客だから売り上げを維持し、投資もできる。
それを他の百貨店が真似できるはすがない。伝統というものはそんなものだろう。
ウチも昨年、そんな真似をしようと日本で一番大きな店を作ったが、はたして役員ほか幹部の方々のどれくらいのひとがそれを成功させることができると考えていたのだろう。
仕掛けを太いものに替えてもそこに泳いでいる魚がいままでと変わっていなければ食ってくるはずがない。釣り人は魚を求めて移動することができるがお店の場所を移動させることができない。新しい伝統を作ろうとしても中期計画だ四半期の利益だとあおられたらじっくり取り組むこともできない。そもそもマーケティングというものがわかっていない集団がどれだけ集まっても顧客のニーズを満足させることはできないのだ。

“社畜”という言葉があるそうだ。「勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマン。」という意味だそうだ。本社からやってきた経営者の方々はそんな社畜をうまくコントロールしてくれるのだろうか。
僕には関係ないと思っている僕もまったくの社畜になってしまっている。
マーケティングや経営の勉強(らしきもの)をすればするほど僕は経営者にはなれないと思うようになった。だからこれ以上の出世というものも期待できないし希望する資格もない。まあ、今の部長クラスでもどれだけの人が経営やマーケティングのことがわかっているのかは疑問だ。そもそもそれだけ優秀な人々の集団であるならば配当も昇給もきちんとされているはずなのだから。
幸いなことに、こんな社畜でもリストラもされずになんとか会社にしがみつかせてくれるというのはある意味いい会社に雇われている。
役員から恐ろしいことを求められるくらいなら、出勤前に魚釣りに行き、心の中で評論家ぶって会社の現状を無責任に憂いているほうが面白いというものだ。
ただ、少しだけの矜持をもちながら・・・。

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双子島沖釣行

2015年08月05日 | 2015釣り
場所:双子島沖
条件:中潮 3:30干潮
釣果:ボウズ

今日も午前中だけ出勤。
時間がないのと、お盆までは双子島の沖でスズキが釣れるという理論を立証すべく今日も小船を駆って夜明け前に出船。
昨日は数年ぶりの東京出張。
6年半ぶりの東京だ。飛行機で行くのは8年ぶりだ。早い目に帰宅はしたもののさすがにしんどい。昨日の東京は猛暑日だった。

前回はちょっと島に近寄り過ぎたので少し沖目で停泊。
暗いうちからキャストを繰りかえすが今日もアタリはなかった。たまにカマスがまとわりついてくるだけだ。
しかし、これだけ釣れないと8月のお盆までは双子島でスズキが釣れるという理論は間違いと判断すべきだろうか。
先代の翠勝丸に乗っている頃からこの理論でスズキを釣り上げていたのだが・・。
時代は移り変わってゆくか・・・。

移り変わってゆくというと東京の街も6年間で相当変わってしまっていた。
新宿では線路の上に大きなビルができつつあり、




釣具屋が集中している、僕にとってはゴールデンクロスというべき渋谷の交差点にも大きなビルが出来上がっていた。
仕事のために出張しているのにどうして釣具屋めぐりをしているかという質問には答えない。
でも、こと、釣具に関しては都会より田舎のほうがはるかに品揃えがすばらしい。SA△SUIよりも上○屋よりもM▽X、マル○シだ!!
僕はここに、魚釣りをすることにおいて地元ほどすばらしいところはないということを再認識するためにやってきたのだ!!

 



しかし、石の墓場のような都会は嫌いだ。



暑いながらもなんとなく涼しい風が吹き渡るこんなところがうれしいのだ。

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