

場所:水軒沖
条件:6:35干潮
釣果:タチウオ 38匹 サゴシ 3匹
今日は小潮回りの日なので洲本へタチウオをと考えていたが、西に進んでいた台風が急に東に針路を変え始めた。
昨日の朝の予報では波高は1.5メートルだったので強行しようと考えていたが、午後の予報で2.0メートルになりうねりを伴うと変わってしまった。
これでは紀淡海峡を乗り越える自信がない。
仕方がないというのでもないけれども、確実に魚が釣れる水軒沖のタチウオに行くことにした。
朝は午前4時半に出港。今日は築港の港内から仕掛けを下し始めた。暗すぎるのか、まったくアタリがない。青岸の灯台の前を通り過ぎて沖の方に出てみたがアタリがない。
その間に今日もまた電気ウキを拾ってしまったのだが、前回の釣行でこのジンクスは解消されたはずなのにまた嫌な予感が頭の片隅をよぎってきた。
前を行く船はタチウオを上げている。多分、潜航板ではなく分銅を使っているようだ。今日は台風のうねりがあるので魚が沈んでいるのかもしれない。そうなると僕の仕掛けでは歯が立たない。
1kgもあろうかという錘を引いては釣り味というものがなくなってしまうのではないかとそこまでもやりたくはないので準備もしていない。
アタリの無いまま東の空が明るくなってきた。これはまずいと思っていたらやっとアタリが出た。
それからはアタリが止まらない。南海フェリーの航路上で食ってくるので警笛を鳴らされながら仕掛けを引っ張続ける。今年はかなりタチウオが多いようだ。ほとんどが連で食ってくる。大型のプランターの中にどんどん魚が積み上がってゆく。
午前6時を過ぎてこれ以上は貰ってもらうあてがなくなってしまうと思いヒコーキの釣りに変更しようと仕掛けを回収している最中でも食ってきた。最後に2匹を追加して新々波止の南側に移動。
こっちは台風の影響でかなりのうねりが入ってきている。

これでは表層ほ引く釣りは厳しいと思っていたが、もう、目の前で魚が跳ねている。
その近くを引っ張るとすぐにアタリがあった。サゴシだ。それから2匹を追加して午前7を待たずに終了。
今回の台風は太平洋を大きく迂回してやってくるのでそれほど大したことはないと思っていたが、予報や今の海の状態を見てみると侮れないような感じだ。碇のロープをしっかり締めなおして港を後にした。

あとは何事もなく無事に通過してくれることを祈るばかりだ。