辻村深月 「鍵のない夢を見る」読了
日常の生活のなかでふとしたことから起こってしまう犯罪が題材になっている短編集だ。
癖になってしまった窃盗。人恋しさの放火。育児ノイローゼ。幼稚な殺人。
共通するキーワードは“清潔”と“大人”幼稚な清潔さが犯罪を呼ぶ。しかし、腹の中で何を考えているかわからずに食卓を共にしているかもしれない人間を見ていると虫唾が走り恐怖を覚える。それが幼稚だと言われればそれでもよい。
“人は心の中で思っていないことは絶対に口に出せない。”という。だが、それを言ってしまってはお終いだ。それを言われてもさらりと受け流してしまうのが大人なのだろうけれども僕にはどうもそうはなれない。ひょっとして僕もすれすれのところにいるのだろうか。
それでも腹の中と表の顔とを使い分けられるほど僕は器用ではない・・・。
日常の生活のなかでふとしたことから起こってしまう犯罪が題材になっている短編集だ。
癖になってしまった窃盗。人恋しさの放火。育児ノイローゼ。幼稚な殺人。
共通するキーワードは“清潔”と“大人”幼稚な清潔さが犯罪を呼ぶ。しかし、腹の中で何を考えているかわからずに食卓を共にしているかもしれない人間を見ていると虫唾が走り恐怖を覚える。それが幼稚だと言われればそれでもよい。
“人は心の中で思っていないことは絶対に口に出せない。”という。だが、それを言ってしまってはお終いだ。それを言われてもさらりと受け流してしまうのが大人なのだろうけれども僕にはどうもそうはなれない。ひょっとして僕もすれすれのところにいるのだろうか。
それでも腹の中と表の顔とを使い分けられるほど僕は器用ではない・・・。