場所:加太沖
条件:長潮 5:26干潮
潮流:5:16転流 8:09下り 1.4ノット最強 11:02転流
釣果:ハマチ1匹 マアジ1匹
当初の予定では、今日は磯釣りに行こうと考えていたのだが、少し雨模様が気になったということと一昨日のボウスが悲しくてもう一度加太へ向かった。
天気予報は幸いにして少しずつよくなってきた。昨日の朝の予報では南風が強いということだったのでこれでは加太へも行けないのではないかと思ったが、夕方の予報ではそれも大したことはなくなってきた。雨の降りだしは相変わらず午前9時ごろのままなのでそれまでの勝負と考えている。潮流の時刻からしてもそんな感じだろう。
できるだけ釣りをする時間を稼ぎたいので夜明け前に出港。幸いにして今日は寒くない。

潮流を考えると今日はコイヅキがいいはずだ。ポイントに到着すると確かに帝国軍の船がたくさん集まっている。

船団から少し離れたところから僕も急いで仕掛けをセットし降ろしてゆく。今日の仕掛けはオレンジのサビキ仕掛けだ。船の向きが安定しないうちに仕掛けを下したのでかなり斜めに入っていくが錘で底を確認した直後にアタリ。幸先よく大きなアジが釣れた。ポイントに到着したときには魚探にはまったく魚の反応がなかったので今日も返り討ちに遭うだけかと思ったがひと安心だ。
そしてすぐに仕掛けが途中で止まるような大きなアタリが出た。今度はよく引く。けっこうな大物だ。鉤は少し大きいものを使っているが慎重にやり取りをする。上がってきたのはもう少しでメジロかというハマチだ。もう1匹掛かっていたのか、このハマチが掛かった鉤から下の仕掛けが無くなってしまっていた。残った2本の鉤も魚が掛かっていないほうは鉤が伸びていた。ということは最低でも3匹掛かっていたということか。すんでのところで何とか魚が取れたという感じだ。
この仕掛けはプロトタイプとして2セットしか作っていないので残りはひとつだ。大切に使わねば・・。
ハマチが釣れた50メートルから70メートルのラインを再び流すとまたアタリが出た。
今度も大きい。多分1匹掛かって暴れているところにまた魚が掛かったのだろう、やり取りをしている最中に引きが強くなってきた。なんとか耐えていたが途中で一気に軽くなってしまった。仕掛けを回収してみると、枝素が1本切れてしまっていてほかに2本の鉤が伸びてしまっていた。あのサイズのハマチが3匹掛かっていたらそれはよく引くはずだ。
最後のひとつの仕掛が損傷してしまったので曲がった鉤をペンチで直し、切れた鉤はひとつ目の仕掛けの残骸から移植して再スタート。
同じような場所を流しているとまたアタリ。今度も大きい。大きいのが掛かると仕掛けをロストするかもしれないので小さいのでいいのだけれどもと贅沢なことを思いながらやり取りをする。幸いにしてあまり走らないので今度は取れるかもしれないと思ったが、後ろから帝国軍の船が近づいてくる。

正確には、僕の船は北風に乗って下っていて、帝国軍はそれを打ち消すためにギアを前進に入れているはずなので双方が接近しているという状況だ。
かなり近づいてきているのと、僕の仕掛けは魚に走られて道糸が40メートル以上出ているのでこのままでは相手の仕掛けと絡んでしまうのではないかと気になり始めた。
そしてその頃には帝国軍は何やらワーワーわめいている。多分、邪魔だからどけろというような内容なのであろう。
そして案の定仕掛けが絡まってしまった。もう、相手は怒り心頭だ。こっちの仕掛けが長く伸びているので相手の方が先に引き上げる形になった。見ていると、ハマチを2匹取り込んでいる。僕の魚をかすめ取られた。
あまり近づくと何をされるかわからないので僕も強引に仕掛けを切って逃げようと思い切り糸を引っ張る。それが気に食わないのかまた怒鳴り始めた。
こっちは糸を切られてもいいから早く逃げたいと思っているので引く力を弱めない。そうするとフッと軽くなって仕掛けが切れたようだ。そのまま強引に糸を巻き上げると僕の仕掛けは生き残っていて、相手の仕掛けが絡まったまま上がってきた。相手の仕掛けもけっこう太い仕掛けなのでなかなか切れないと思うが、漁師の矜持としては他人が掛けた魚を横取りするのは恥ずかしいとせめて仕掛けだけでも無事に返してやろうというような少しだけ優しい気持ちが頭をもたげでもしたのだろうか。それとも単に老眼なので切るべき糸を見誤ったか・・。
それにしても、前に見える船が魚とやり取りをしていたら迂回をするか、自分の仕掛けを引き上げてやり過ごすくらいのことはするべきではないだろうか。帝国軍たちは、僕たち同盟軍が透明人間でもあるかのように視界に入ってこないとでもいうのだろうか。まあ、彼らにとって僕たちは自分の庭を荒らしまわっている忌々しい輩であると思うのもわからなくもないが・・。
どちらにしても一戦交えてしまっては僕はお尋ね者だ。あとから見つかると何をされるかわからないのでここに留まることはできない。
まだまだアタリは続くのだろうけれども諦めて別の場所に移動。ここからは船の影が見えないが大和堆ポイントを目指した。

途中、魚探に反応が出るところがあったので仕掛けを下すもアタリがなく、大和堆ポイント到着。靄で見えなかったが数隻の船がいた。少しは期待が持てるかと仕掛けを下すがアタリはない。魚探には時折真っ赤な反応が出るがダメだ。時には厚さが20メートルはあろうかというような反応がでるがアタらない。いったいこれは何の反応なのだろうか?

確かに潮は動いていない感じだがそれでもこれだけ濃い反応ならアタリがあってもよさそうなものだ。
回りの船も魚を上げている様子はなく、帝国軍との鍔迫り合いでここにも僕の居場所はないのかと落胆してしまい午前10時に終了。
今日もなんだかすっきりしない釣行となってしまった。
その鍔迫り合いで鹵獲した仕掛けを家に持ち帰って分析してみた。これはもう、北朝鮮がアメリカ軍の墜落した無人爆撃機をみつけたようなものだ。何か秘密の構造を見つけられるかもしれないと思ったが、たいして僕が使っている仕掛けとは違わなかった。

大体こんな感じだ。
錘から一番下の枝素までの間合いは70センチ。根掛かり対策か、細いナイロン糸がスナップと錘の間に入っていた。
枝素は45センチ。チヌ鉤のような形状のような鉤だ。大きさはチヌ鉤として4号くらいだろうか。僕の手持ちの鉤をみてみると、引退したイトウさんにもらった鉤の中に同じようなものがあった。
それから上は、3本目までが間合い1.5メートル、それから上は2.5メートルくらいだった。鹵獲できたのは5本までだったのでそれから上は不明だ。
すべてナイロンの5号を使っていて、かなり使い込んでいる模様だった。幹糸には枝素が切れた根元がいっぱい残っていて、きっと幹糸はボロボロになるまで使うのだろう。艶もなくなっているほどだ。そこはやっぱりプロの節約術というものか。すぐに仕掛けを捨ててしまう素人とは違う。きっとこの仕掛けを失くしたことも悔やんでいることだろう。
疑似餌はビニールではなく赤い毛糸が使われている。毛糸というか、ほとんどちぢれがないところを見ると毛糸ではないのかもしれない。これは何なのか知りたい。そして下の2本には虫エサを使っていたようだ。青イソメの頭だけくっついている。そして1本にはチャリコが掛かっていた。ハマチ2本とチャリコが1匹ではまったく割りに合わない。
素材としては僕のほうがいいものを使っている感じで、そこそこボロい仕掛けでも魚は釣れるのだということを物語っているようだ。ただ、この時期、毛糸はまだ早いのではなかろうか?これも素人の考えだが・・。このあたりをどう見習うかだが、「世の中の漁師のすべては腕がいい。」という仮説を信用したいところだ・・。
今日の獲物は年末に「わかやま○しぇ」でもらってきたエスカベッシュソースというものを使って調理してみた。

スペイン風の南蛮漬けのようなものらしいが、レモンの酸味が効いた甘酸っぱい味はなかなかいける味だ。ただ、これがエスカベッシュという料理になっているのかどうかはそれを食べたことがないのでわからない。ソースを一から作ってというとなかなかハードルが高いところだが、これはお手軽だ。ソースは残り2パック。また別の獲物で試してみたいと思っている。
条件:長潮 5:26干潮
潮流:5:16転流 8:09下り 1.4ノット最強 11:02転流
釣果:ハマチ1匹 マアジ1匹
当初の予定では、今日は磯釣りに行こうと考えていたのだが、少し雨模様が気になったということと一昨日のボウスが悲しくてもう一度加太へ向かった。
天気予報は幸いにして少しずつよくなってきた。昨日の朝の予報では南風が強いということだったのでこれでは加太へも行けないのではないかと思ったが、夕方の予報ではそれも大したことはなくなってきた。雨の降りだしは相変わらず午前9時ごろのままなのでそれまでの勝負と考えている。潮流の時刻からしてもそんな感じだろう。
できるだけ釣りをする時間を稼ぎたいので夜明け前に出港。幸いにして今日は寒くない。

潮流を考えると今日はコイヅキがいいはずだ。ポイントに到着すると確かに帝国軍の船がたくさん集まっている。

船団から少し離れたところから僕も急いで仕掛けをセットし降ろしてゆく。今日の仕掛けはオレンジのサビキ仕掛けだ。船の向きが安定しないうちに仕掛けを下したのでかなり斜めに入っていくが錘で底を確認した直後にアタリ。幸先よく大きなアジが釣れた。ポイントに到着したときには魚探にはまったく魚の反応がなかったので今日も返り討ちに遭うだけかと思ったがひと安心だ。
そしてすぐに仕掛けが途中で止まるような大きなアタリが出た。今度はよく引く。けっこうな大物だ。鉤は少し大きいものを使っているが慎重にやり取りをする。上がってきたのはもう少しでメジロかというハマチだ。もう1匹掛かっていたのか、このハマチが掛かった鉤から下の仕掛けが無くなってしまっていた。残った2本の鉤も魚が掛かっていないほうは鉤が伸びていた。ということは最低でも3匹掛かっていたということか。すんでのところで何とか魚が取れたという感じだ。
この仕掛けはプロトタイプとして2セットしか作っていないので残りはひとつだ。大切に使わねば・・。
ハマチが釣れた50メートルから70メートルのラインを再び流すとまたアタリが出た。
今度も大きい。多分1匹掛かって暴れているところにまた魚が掛かったのだろう、やり取りをしている最中に引きが強くなってきた。なんとか耐えていたが途中で一気に軽くなってしまった。仕掛けを回収してみると、枝素が1本切れてしまっていてほかに2本の鉤が伸びてしまっていた。あのサイズのハマチが3匹掛かっていたらそれはよく引くはずだ。
最後のひとつの仕掛が損傷してしまったので曲がった鉤をペンチで直し、切れた鉤はひとつ目の仕掛けの残骸から移植して再スタート。
同じような場所を流しているとまたアタリ。今度も大きい。大きいのが掛かると仕掛けをロストするかもしれないので小さいのでいいのだけれどもと贅沢なことを思いながらやり取りをする。幸いにしてあまり走らないので今度は取れるかもしれないと思ったが、後ろから帝国軍の船が近づいてくる。

正確には、僕の船は北風に乗って下っていて、帝国軍はそれを打ち消すためにギアを前進に入れているはずなので双方が接近しているという状況だ。
かなり近づいてきているのと、僕の仕掛けは魚に走られて道糸が40メートル以上出ているのでこのままでは相手の仕掛けと絡んでしまうのではないかと気になり始めた。
そしてその頃には帝国軍は何やらワーワーわめいている。多分、邪魔だからどけろというような内容なのであろう。
そして案の定仕掛けが絡まってしまった。もう、相手は怒り心頭だ。こっちの仕掛けが長く伸びているので相手の方が先に引き上げる形になった。見ていると、ハマチを2匹取り込んでいる。僕の魚をかすめ取られた。
あまり近づくと何をされるかわからないので僕も強引に仕掛けを切って逃げようと思い切り糸を引っ張る。それが気に食わないのかまた怒鳴り始めた。
こっちは糸を切られてもいいから早く逃げたいと思っているので引く力を弱めない。そうするとフッと軽くなって仕掛けが切れたようだ。そのまま強引に糸を巻き上げると僕の仕掛けは生き残っていて、相手の仕掛けが絡まったまま上がってきた。相手の仕掛けもけっこう太い仕掛けなのでなかなか切れないと思うが、漁師の矜持としては他人が掛けた魚を横取りするのは恥ずかしいとせめて仕掛けだけでも無事に返してやろうというような少しだけ優しい気持ちが頭をもたげでもしたのだろうか。それとも単に老眼なので切るべき糸を見誤ったか・・。
それにしても、前に見える船が魚とやり取りをしていたら迂回をするか、自分の仕掛けを引き上げてやり過ごすくらいのことはするべきではないだろうか。帝国軍たちは、僕たち同盟軍が透明人間でもあるかのように視界に入ってこないとでもいうのだろうか。まあ、彼らにとって僕たちは自分の庭を荒らしまわっている忌々しい輩であると思うのもわからなくもないが・・。
どちらにしても一戦交えてしまっては僕はお尋ね者だ。あとから見つかると何をされるかわからないのでここに留まることはできない。
まだまだアタリは続くのだろうけれども諦めて別の場所に移動。ここからは船の影が見えないが大和堆ポイントを目指した。

途中、魚探に反応が出るところがあったので仕掛けを下すもアタリがなく、大和堆ポイント到着。靄で見えなかったが数隻の船がいた。少しは期待が持てるかと仕掛けを下すがアタリはない。魚探には時折真っ赤な反応が出るがダメだ。時には厚さが20メートルはあろうかというような反応がでるがアタらない。いったいこれは何の反応なのだろうか?

確かに潮は動いていない感じだがそれでもこれだけ濃い反応ならアタリがあってもよさそうなものだ。
回りの船も魚を上げている様子はなく、帝国軍との鍔迫り合いでここにも僕の居場所はないのかと落胆してしまい午前10時に終了。
今日もなんだかすっきりしない釣行となってしまった。
その鍔迫り合いで鹵獲した仕掛けを家に持ち帰って分析してみた。これはもう、北朝鮮がアメリカ軍の墜落した無人爆撃機をみつけたようなものだ。何か秘密の構造を見つけられるかもしれないと思ったが、たいして僕が使っている仕掛けとは違わなかった。

大体こんな感じだ。
錘から一番下の枝素までの間合いは70センチ。根掛かり対策か、細いナイロン糸がスナップと錘の間に入っていた。
枝素は45センチ。チヌ鉤のような形状のような鉤だ。大きさはチヌ鉤として4号くらいだろうか。僕の手持ちの鉤をみてみると、引退したイトウさんにもらった鉤の中に同じようなものがあった。
それから上は、3本目までが間合い1.5メートル、それから上は2.5メートルくらいだった。鹵獲できたのは5本までだったのでそれから上は不明だ。
すべてナイロンの5号を使っていて、かなり使い込んでいる模様だった。幹糸には枝素が切れた根元がいっぱい残っていて、きっと幹糸はボロボロになるまで使うのだろう。艶もなくなっているほどだ。そこはやっぱりプロの節約術というものか。すぐに仕掛けを捨ててしまう素人とは違う。きっとこの仕掛けを失くしたことも悔やんでいることだろう。
疑似餌はビニールではなく赤い毛糸が使われている。毛糸というか、ほとんどちぢれがないところを見ると毛糸ではないのかもしれない。これは何なのか知りたい。そして下の2本には虫エサを使っていたようだ。青イソメの頭だけくっついている。そして1本にはチャリコが掛かっていた。ハマチ2本とチャリコが1匹ではまったく割りに合わない。
素材としては僕のほうがいいものを使っている感じで、そこそこボロい仕掛けでも魚は釣れるのだということを物語っているようだ。ただ、この時期、毛糸はまだ早いのではなかろうか?これも素人の考えだが・・。このあたりをどう見習うかだが、「世の中の漁師のすべては腕がいい。」という仮説を信用したいところだ・・。
今日の獲物は年末に「わかやま○しぇ」でもらってきたエスカベッシュソースというものを使って調理してみた。

スペイン風の南蛮漬けのようなものらしいが、レモンの酸味が効いた甘酸っぱい味はなかなかいける味だ。ただ、これがエスカベッシュという料理になっているのかどうかはそれを食べたことがないのでわからない。ソースを一から作ってというとなかなかハードルが高いところだが、これはお手軽だ。ソースは残り2パック。また別の獲物で試してみたいと思っている。