今日、バス釣り用のアルミボートを手放した。
思えば15年前、池原ダムを目指すためにその年の夏のボーナスをすべてはたいて買った物だ。中学時代、「関西の釣り」に載っていたルアー釣りの記事を見てひたすらあこがれていた場所であった。1日に100匹釣れるとか2本のフックに1匹づつ掛ったとか、未知の魚名と未知の釣り方、アメリカからやってきた新しい釣りということがどんどんあこがれを膨らませていったものだ。
そして、車の屋根にボートを乗せて走ることにすごいステータスを感じていた。しかし、寄る年波と家族からのジャマジャマ光線に耐えられず手放すこととあいなった。
国道169号線をドリカムのCDを聞きながらひた走った。
「スインギング スター」は僕のヘビーローテーションになった。
あの音楽で僕はいつでも国道169号線に帰ることができる。
幽玄な世界に感動し、50センチオーバーに感激し、沈没もした、気持ちのいい温泉にもつかった、そのほかたくさんの思い出を作った。
僕の青春の最後のページを飾るものだった。
害魚だとかなんとか言われるようになってしまったが、池原ダムのブラックバスたちよ、永遠なれ。
思えば15年前、池原ダムを目指すためにその年の夏のボーナスをすべてはたいて買った物だ。中学時代、「関西の釣り」に載っていたルアー釣りの記事を見てひたすらあこがれていた場所であった。1日に100匹釣れるとか2本のフックに1匹づつ掛ったとか、未知の魚名と未知の釣り方、アメリカからやってきた新しい釣りということがどんどんあこがれを膨らませていったものだ。
そして、車の屋根にボートを乗せて走ることにすごいステータスを感じていた。しかし、寄る年波と家族からのジャマジャマ光線に耐えられず手放すこととあいなった。
国道169号線をドリカムのCDを聞きながらひた走った。
「スインギング スター」は僕のヘビーローテーションになった。
あの音楽で僕はいつでも国道169号線に帰ることができる。
幽玄な世界に感動し、50センチオーバーに感激し、沈没もした、気持ちのいい温泉にもつかった、そのほかたくさんの思い出を作った。
僕の青春の最後のページを飾るものだった。
害魚だとかなんとか言われるようになってしまったが、池原ダムのブラックバスたちよ、永遠なれ。