イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

天気晴朗なれども・・・

2009年12月12日 | Weblog
今週も週末の天気はいまいちだ。
天気はすこぶる良いのだが海上では風と波が強い。
今日は磯釣りに行こうと思っていたのだが2日ほど前から風邪気味なので無理をせずに近場の釣りにしようと加太に向かったが一文字を越えたところで強い北風と波に阻まれてしまった。紀ノ川から沖に出て行った船も何艘か引き返してきた。
画像ではあまりわからないが、結構なローリングとピッチングがずっと続いていた。
新波止の陰でスッテをおろしてみたがアタリが取れるような海の状態ではなく、おまけに船に酔ったのか気分も悪くなってきたので9時前に港に引き返してきた。
なんとも無駄な1日であった。
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「集成 日本の釣り文学~釣りの不思議 ~」読了

2009年12月08日 | Weblog
「集成 日本の釣り文学~釣りの不思議 ~」読了
以前に読んだ日本の釣り文学シリーズの7巻目だ。こんな本を誰が読むのだろうと思っていたら、無事に7巻目までは発行されていたらしい。
「釣りの不思議」とサブタイトルがついているとおり、釣りにまつわる不思議なこと、SFあり、推理ものあり、幻の巨大魚あり、はたまた人はなぜ釣りをするのかという自分でも一番不思議に思うことの回答?のような文章もある。
今では絶対に誰も書かないような文章ばかりのように思う。
今の魚釣りはどうも「釣らんかな。」という鼻息ばかりが聞こえてくるようで、こんな余裕はないように思うのである。

気になる回答は、「現実からの逃避。」であるとのこと。
今の自分の仕事の業から解放されたいけれどもそれが叶わない。だから釣りに走るのだとのこと。そうか、だから僕も週末が待ち遠しいのか・・・。
この章の著者は田木繁という人で、くしくも同郷の人であった。余計に納得してしまう。有田川と思われる川での釣りが題材になっていた。
昔読んだ本に「釣り人はみんな心に傷を負っている。しかしその傷が何であるかは気づいていない。」と載っていたが、その傷とはきっと現実から抜け出すことができない業なのだろう。

チヌの名前の由来も載っていた。関東では昔、「ケイズ」と呼ばれていたようだがその理由は、「系図を言えば鯛のうち・・・」ということで「系図鯛」の鯛が取れてケイズとなったらしい。こっちでは小さいチヌのことをカイズというからケイズがなまったものかもしれない。しかし、浜名湖のほうで昔聞いた名前は「チンタ」だったが、これはどんな由来があるのだろうか・・・。
「チヌ」というのは大阪湾の浅いところを「茅渟(ちぬ)の海」と言っていたそうで、そこで取れる魚だから「チヌ」だそうである。
まあ、そんなことはどうでもいいのだが・・・。
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天気晴朗なれども・・・

2009年12月06日 | Weblog
昨日は少し穏やかな天気だったが朝一番は雨模様で停滞。
今朝も風が強く、港まで行ってみたが出港ならず。
残念。
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