ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「白雪姫」がテーマのケーキが出ました!

2013-02-03 15:57:01 | 甘いもん
2月に入り、かなりバレンタインムードも高まってきましたが、女性同士の“友チョコ”や“女子会”も、相変わらず人気で、これはもう一時の流行ではなく、今後は定番化していくように思います。

女性が集まる会で重要なポジションとなるのが、当然 スウィーツ

目にもカワイイこんなケーキがテーブルに並べば、テンション上がること間違いなしでは?

ドイツ菓子の 「ユーハイム」 が展開する 「ユーハイム・ディー・マイスター」 が、ドイツのデザイナー集団とコラボして発表しているコラボレーションケーキの新作が、2月1日より発売されています。

第30回となる今回のテーマは 「白雪ちゃんと七人の小人たち」



そう、誰もがよく知っているグリム童話の 白雪姫 。
ドイツ語では 「Schneewittchen」(シュネーヴィヒトヒェン)というそうです。

5つのケーキがありますので、ひとつずつ紹介していきましょう。


世界でいちばん美しいのは…?  504円

世界で一番美しいのは白雪姫。女王は白雪姫を殺そうとします。

お城に見立てたケーキで、下段は洋梨入りのキャラメルムース、上段はプラリネ入りキャラメルクリームをサンドしたロール生地。ホワイトチョコの鏡が載せられています。



宝石掘りの小人  504円

女王に殺されそうになった白雪姫が逃げ込んだのは、森の小人の小さな家でした。

ラズベリーゼリーをマロンムースで包み込み、つややかなチョコレートのグラサージュでコーティング。土台はアーモンドの入ったジョコンド生地で、周りにサクサクのシュトロイデルが置かれています。



森のおともだち  525円

小人たちが留守の間、白雪姫は森の動物たちと友達になります。

リスの姿がカワイイケーキは、スウィートチョコのムースと、ヘーゼルナッツプラリネムースを組み合わせています。中にはジョコンド生地、アーモンドプラリネがサンドされています。



女王のりんご  525円

変装した女王が白雪姫に毒リンゴを食べさせようとします。

真っ赤なリンゴ!タルト生地にリンゴとナッツのソテーを載せ、その上に りんごのムースを重ね、グリオットのグラサージュをかけてリンゴの形を作っています。土台はバウムクーヘンで、真ん中の部分には生クリームが詰められています。

個人的にオススメなのが、このケーキです。バウムクーヘンが土台になっていることも、もちろんありますが、リンゴのムースがとても爽やかなんです。リンゴとナッツのソテーの粒々感と、なめらかなリンゴムース、濃密なグラサージュ、みっちりしたバウムのマリアージュが絶妙でした。



幸せな結末  546円

毒りんごを食べて死んだように見えた白雪姫は、棺を運ぶ途中で家来がつまづいたおかげで息を吹き返します。私たちが覚えているのは、王子様のキスだったような気がしますが、それは“眠り姫”?

タルト生地にオレンジとマンゴーのクリームを詰め、その上にスポンジを載せ、たっぷりの生クリームを搾り、7人の小人の数と同じ7つのイチゴで飾っています。

このイチゴのケーキも私のオススメです。オレンジとマンゴーのクリーム(バタークリーム)がコクがあって美味しいんです。しっかりした生地のタルトとやわらかなスポンジの対比が楽しく、甘さ控えめの生クリームがこの2つをつなぐ役割をしているように思います。7つも載ったフレッシュなイチゴの酸味が、口中のバランスを取ってくれます。

あなたならどれを選びますか?

※2013年2月1日~5月下旬まで 全国の「ユーハイム・ディー・マイスター」で販売予定



そうそう、“白雪姫”といえば、昨年、映画「白雪姫と鏡の女王」(2012年)を観ました。個性的で華麗なる衣装を担当した日本人デザイナー石岡瑛子さん(作品公開前に逝去)が「第85回アカデミー賞」の“衣装デザイン賞”にノミネートされていますね。

この映画のブルーレイ&DVDが3月2日に発売されます。白雪姫の映画を見ながらこのケーキを食べる女子会って、ゴージャスで楽しそうじゃありません?


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もみじまんじゅうは「こしあん」が王道!?

2013-02-03 12:26:20 | 甘いもん
今日のおやつは、広島は宮島の もみじまんじゅう です


もみじまんじゅう

多くのメーカーが作り、日本人なら誰もが知っている宮島銘菓のはじまりは、1906年(明治39年)といわれています。


私が食べたのは こしあん でした

もみじまんじゅうは “こしあん” が多いような気がします。
いくつかのメーカーのHPを調べてみると、商品紹介のトップは、“粒あん” ではなく、“こしあん” になっています。

どうやら、初めて作られた時が、国産小豆の皮を取り除いてさらした“こしあん” だったので、以来、もみじまんじゅうのあんこは“こしあん”に定着したようですね。

“粒あん”は、1934年(昭和9年)に厳島を訪れた高松宮宣仁親王(1905~1987年)のリクエストから生まれたそうですよ。

チーズやチョコなど、洋風のあんが登場するのが、1984年(昭和59年)頃から。
現代は、皮の方に竹炭や抹茶などを練り込んで焼いたタイプもあり、さまざまなバリエーションのもみじまんじゅうが楽しめます。

が、もみじまんじゅうに関しては、私はやはり、なめらかで口どけのいい“こしあん”が王道だと思うのですが、皆さんの好みはいかがでしょうか?


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