昨日出かけた試飲会で、ドイツに強い出展者から紹介されたワインがありました。

SAMTROT Spatlese trocken 2009 Amalienhof (Germany, Wurttemberg)
ドイツ南西部のヴュルテンブルク地方のアマリエンホーフ醸造所がつくる、SAMTRORT(ザムトロート)というブドウ品種100%、シュペトレーゼ(遅摘み)、トロッケン(辛口)という赤ワインです。
ヴュルテンブルク(都市としてはシュトゥットガルトがよく知られているでしょうか)は赤ワインの生産量が最も多い産地です。
トロリンガー(最多)、レンベルガー、シュペートブルグンダーといった黒ブドウ品種から、果実味が豊かなスタイルを特徴とした赤ワインがつくられています。
SAMTRORT(ザムトロート)は、実は ピノ・ムニエ (Pinot Meunier)のこと。
フランスでは、シャンパーニュやロワール地方で使われていますよね。
ピノ・ムニエのドイツでの名前は “Mullerrebe”(ミュラーレーベ、“粉屋のブドウ”の意味)。
ミュラーレーベはヴュルテンベルクで最も多く栽培されていますが、この土地独自の突然変異種があり、それが “ザムトロート” (ドイツ語で“赤いベルベット”の意味です)。
つまり、これは ヴュルテンブルク独特のピノ・ムニエの赤ワイン なのです。

飲んでみましょう。色は明るく、やはりピノ系ということがわかります。
味わいはガツンと濃厚なタイプではなく、軽やかでデリケートなタッチの果実味があり、独特の野性味を感じます。野性味といっても、獣的なものではなく、森、土、キノコ…のようなアーシーなニュアンスです。果実味はきちんと熟し、控えめながらふっくらした質感で、青っぽさはありません。
“赤いベルベット”と呼ばれる理由がわかります。

ドイツのピノ・ムニエの赤ワイン、なかなか興味深いのでは?
ワイン好きの中には、ピノ・ムニエ好きの方がけっこう見受けられます。
そんな方にぜひチャレンジしてみてほしいワインです。
(輸入元:株式会社日野屋 希望小売価格:3300円 税抜)


SAMTROT Spatlese trocken 2009 Amalienhof (Germany, Wurttemberg)
ドイツ南西部のヴュルテンブルク地方のアマリエンホーフ醸造所がつくる、SAMTRORT(ザムトロート)というブドウ品種100%、シュペトレーゼ(遅摘み)、トロッケン(辛口)という赤ワインです。
ヴュルテンブルク(都市としてはシュトゥットガルトがよく知られているでしょうか)は赤ワインの生産量が最も多い産地です。
トロリンガー(最多)、レンベルガー、シュペートブルグンダーといった黒ブドウ品種から、果実味が豊かなスタイルを特徴とした赤ワインがつくられています。
SAMTRORT(ザムトロート)は、実は ピノ・ムニエ (Pinot Meunier)のこと。
フランスでは、シャンパーニュやロワール地方で使われていますよね。
ピノ・ムニエのドイツでの名前は “Mullerrebe”(ミュラーレーベ、“粉屋のブドウ”の意味)。
ミュラーレーベはヴュルテンベルクで最も多く栽培されていますが、この土地独自の突然変異種があり、それが “ザムトロート” (ドイツ語で“赤いベルベット”の意味です)。
つまり、これは ヴュルテンブルク独特のピノ・ムニエの赤ワイン なのです。

飲んでみましょう。色は明るく、やはりピノ系ということがわかります。
味わいはガツンと濃厚なタイプではなく、軽やかでデリケートなタッチの果実味があり、独特の野性味を感じます。野性味といっても、獣的なものではなく、森、土、キノコ…のようなアーシーなニュアンスです。果実味はきちんと熟し、控えめながらふっくらした質感で、青っぽさはありません。
“赤いベルベット”と呼ばれる理由がわかります。

ドイツのピノ・ムニエの赤ワイン、なかなか興味深いのでは?
ワイン好きの中には、ピノ・ムニエ好きの方がけっこう見受けられます。
そんな方にぜひチャレンジしてみてほしいワインです。
(輸入元:株式会社日野屋 希望小売価格:3300円 税抜)
