ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

文豪に愛された日本料理店でオトナ女子会【前編】

2013-02-16 16:20:01 | ワイン&酒
先日、 文豪 池波正太郎 が愛したという日本料理店 にワインを持ち寄り、和食とワイン を楽しみました。



6人でワイン6本、うち泡白が1、白が4、赤が1本でした。
1本ずつ紹介していきましょう。


Champagne Baron Albert Brut Cuvee Particuliere (フランス、シャンパーニュ)

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区シャトー・ティエリーのNM。ピノ・ムニエ80~90%、シャルドネ20~10%。ほどよい厚みと、シャンパーニュならではのミネラルの旨味があり、フードフレンドリーなタイプ。



Volkacher Ratsherr Silvaner Kabinett trocken 2011 Weingut Helmut Christ
(ドイツ、フランケン)

フランケン地方ならではの独特の形のボトル(ボックスボイテル)に入った、若々しいシルバーナ。華やかさ、軽やかさがあり、酸もしっかりと存在感があり、ほのかなミネラル感もある辛口。



Riesling Federspiel Loibner Burgstall 2011 Pichler (オーストリア、ヴァッハウ)

骨格がしっかりしたピヒラーのリースリング。ミネラル感が強く、鉱質的なニュアンスがあり、それでもやはり、リースリング!という特徴をしっかり感じられます。非常にキレイなスタイル。



Berry's Own Selection Australian Chardonnay Barossa 2008 (豪州、バロッサ)

英国の老舗ワイン商 Berry Bro. & Rudd の自社セレクションの豪州シャルドネ。樽の風味や甘さが強いタイプかと思ったのですが、構成要素のバランスがよく、軽快でエレガントな味わいでした。



CITATION Oregon Chardonnay-W3 2008 Firesteed  (アメリカ、オレゴン)

シャルドネの2本目は、オレゴンの“サイテーション-W3”。Willamette ValleyとWala Walaの2つの産地のブドウを使っているので、Wが3つ=W3としているとか(笑)まろやかで、厚み、旨味があり、じわ~っとやさしく染み込んでくる滋味系です。

※CITATION については 以前の記事 をぜひご覧ください



Mercurey 2009 Domaine Levert (フランス、ブルゴーニュ)

紅一点 今回の中で唯一の赤ワインは、ブルゴーニュの南コート・シャロネーズ地区のメルキュレイ産のピノ・ノワール。まだまだフレッシュでチャーミング。軽やかで繊細な味わいです。



さて、これらのワインを迎え撃つお料理はこちら。



料理の詳細、およびワインのマリアージュについては 【後編】でお届けします




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