今週、都内で開催された数十社が集まる大試飲会で、おなじみのレバノンワインを発見。
輸入元である、レバノン出身のスヘイルさんに、新着ワインある?と尋ねると、
バトゥルーン(Batroun)という地区のワインを紹介してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/de/5b7674d63645dca90b215340feea951e.jpg)
Cuvee de l'Ange 2008 Chateaux de Botrys (Lebanon, Batroun)
シラー、ムールヴェドル、グルナッシュをブレンドした赤ワインで、2008年ということもあり、熟成を重ねたやわらかな表情を見せてくれます。
果実味は絶妙な濃度で凝縮し、旨味の乗った酸と、よく溶け込んでしなやかなタンニンとが、魅力的なバランスを保っています。品のいい複雑味もあり、これは、おいしい!
するすると入り、ずーっと飲んでいたくなるタイプ。
※参考価格 2,480円
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/9a/011094f528c28a154a9fd135f00d2815.jpg)
エチケットにレバノンの地図とバトゥルーンの場所がポイントされています
※うっすらなので、見えにくいかもしれませんが
バトゥルーン はレバノン第二のワイン産地 として注目を浴びつつあります。
レバノンを代表するワイン産地はベカー高原です。
首都ベイルートの東側に南北に走るレバノン山脈を北東方向に越えたところがベカー高原で、さらに東にはアンチレバノン山脈が、やはり南北に走っています。
バトゥルーンは、首都ベイルートから地中海の海岸線を北上した(地図で見ると約80km程度)沿岸部の町です。
ブドウ畑は標高400~1300mにあり、この地域に8ワイナリーがあるとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/04/e4faefca74e6c8882046f0c4537a0a71.jpg)
今回紹介していただいた コトー・ドゥ・ボトリス は、沿岸部と内陸部の両方に畑を持つワイナリーで、ブドウ栽培は1998年にスタートしました。
土壌は粘土石灰岩、石灰岩が主体となっています。
特徴的なのは、地中海から吹く海風です。
レバノンでは、ムールヴェドルの栽培はあまり見られないのですが、コトー・ドゥ・ボトリスの海側の畑には海からの軽やかな風のおかげで、ムールヴェドルがよく育つそうで、このムールヴェドルがキュヴェ・ドゥ・ランジュにブレンドされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_winebottle.gif)
現在、ワイナリーは、創設者が2006年に亡くなってからは、娘さんが引継ぎ、プレミアムワインの生産を行なっています。
ブドウの樹一本からボトル一本のワインを造ることを原則としていて、年間総生産量は、ボトルにして35,000本になります。
キュヴェ・ドゥ・ランジュは、年間生産量3,000ケースのみ。
ボトリスでは、ケミカルなものを排除した、昔ながらの伝統農法でブドウを育て、ブドウ本来の力が発揮できるような醸造を行なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0235.gif)
そうそう、ワイナリー名の“ボトリス-Botrys-”は、古代フェニキア語とギリシャ語で“バトゥルーン-Batroun-”を意味する言葉だそうですよ。
レバノンの第二のワイン産地“バトゥルーン”、ぜひ覚えておきたいですね。
【輸入元:Vins d'Olive】
※Vins d'Oliveが扱うレバノンワインは、過去の記事を参考にしてください → コチラ
輸入元である、レバノン出身のスヘイルさんに、新着ワインある?と尋ねると、
バトゥルーン(Batroun)という地区のワインを紹介してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/de/5b7674d63645dca90b215340feea951e.jpg)
Cuvee de l'Ange 2008 Chateaux de Botrys (Lebanon, Batroun)
シラー、ムールヴェドル、グルナッシュをブレンドした赤ワインで、2008年ということもあり、熟成を重ねたやわらかな表情を見せてくれます。
果実味は絶妙な濃度で凝縮し、旨味の乗った酸と、よく溶け込んでしなやかなタンニンとが、魅力的なバランスを保っています。品のいい複雑味もあり、これは、おいしい!
するすると入り、ずーっと飲んでいたくなるタイプ。
※参考価格 2,480円
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/9a/011094f528c28a154a9fd135f00d2815.jpg)
エチケットにレバノンの地図とバトゥルーンの場所がポイントされています
※うっすらなので、見えにくいかもしれませんが
バトゥルーン はレバノン第二のワイン産地 として注目を浴びつつあります。
レバノンを代表するワイン産地はベカー高原です。
首都ベイルートの東側に南北に走るレバノン山脈を北東方向に越えたところがベカー高原で、さらに東にはアンチレバノン山脈が、やはり南北に走っています。
バトゥルーンは、首都ベイルートから地中海の海岸線を北上した(地図で見ると約80km程度)沿岸部の町です。
ブドウ畑は標高400~1300mにあり、この地域に8ワイナリーがあるとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/04/e4faefca74e6c8882046f0c4537a0a71.jpg)
今回紹介していただいた コトー・ドゥ・ボトリス は、沿岸部と内陸部の両方に畑を持つワイナリーで、ブドウ栽培は1998年にスタートしました。
土壌は粘土石灰岩、石灰岩が主体となっています。
特徴的なのは、地中海から吹く海風です。
レバノンでは、ムールヴェドルの栽培はあまり見られないのですが、コトー・ドゥ・ボトリスの海側の畑には海からの軽やかな風のおかげで、ムールヴェドルがよく育つそうで、このムールヴェドルがキュヴェ・ドゥ・ランジュにブレンドされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_winebottle.gif)
現在、ワイナリーは、創設者が2006年に亡くなってからは、娘さんが引継ぎ、プレミアムワインの生産を行なっています。
ブドウの樹一本からボトル一本のワインを造ることを原則としていて、年間総生産量は、ボトルにして35,000本になります。
キュヴェ・ドゥ・ランジュは、年間生産量3,000ケースのみ。
ボトリスでは、ケミカルなものを排除した、昔ながらの伝統農法でブドウを育て、ブドウ本来の力が発揮できるような醸造を行なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0235.gif)
そうそう、ワイナリー名の“ボトリス-Botrys-”は、古代フェニキア語とギリシャ語で“バトゥルーン-Batroun-”を意味する言葉だそうですよ。
レバノンの第二のワイン産地“バトゥルーン”、ぜひ覚えておきたいですね。
【輸入元:Vins d'Olive】
※Vins d'Oliveが扱うレバノンワインは、過去の記事を参考にしてください → コチラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)