ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

新年ワイン会は個性豊か!

2017-03-12 17:58:39 | ワイン&酒
遅ればせながらの新年会を、ワイン仲間と2月に開催しました。

六本木のワインビストロ「ル・クール」さんに、またまたワインを持ち込ませていただきました。


左より)
BERRANDE 2009 Quinta da Muradella(Galicia, Spain)
Wither Hills Pinot Noir 2011(Marlborough, New Zealand)
Chateau Brown 1995(Pessac-Leognan, Bordeaux)
Chateau d'Armailhac 2000(Pauillac, Bordeaux)

順番が前後しますが、赤はNZのピノ・ノワール、スペインのメンシア100%、熟成ボルドーのペサック・レオニャンとポイヤック対決。

ピノ・ノワールはモダンで明るく、ピノのキャラクターがキレイに出ています。

白ワインの方がよく知られているガリシアのメンシアというのが面白く、色は明るく、まだまだ全然若い!またずっと先に飲んでみたいですと思いました。

シャトー・ブラウンはクラシカルなスタイルで、最初は若干閉じ気味でしたが、だんだんと開いてきました。

ダルマイヤックはまろやかさがありますが、まだ若々しく、キレイな味わいでした。




Sula Sparkling MG(India)

乾杯はインドのスーラのスパークリングで。マグナムです。
これはもう何度も飲んでいますが、酸が穏やかで、やさしい味わいです。



Le domaine Albert Seltz 2010 Sylvaner Grand Cru Zotzenberg (Mittelbergheim,Alsace)
ある晴れた日 2016 Fattoria AL FIORE(山形県南陽市)

白は仏アルザスのシルバネールで、やや残糖を感じます。ハチミツ的なニュアンスがあり、ピュアで透明感のある味わいでした。スモークした料理に合いそう。

ロゼ色のワインは山形のもので、「ある晴れた日」がワイン名です。
「hana」(スチューベン&ナイアガラ)+「sola」(デラウエア)のブレンド?で、ブドウを買い、醸造所を借り、2015年からワイン造りをしている生産者だそうです。



濁ったロゼ色で、飲むとデラウエアのニュアンスが一番強く感じます。
果皮のタンニンの感じがあり、少しザラつきますが、みずみずしい味わいで、脱力系ワインといえるでしょうか。
日本のワイン、本当に色々なものが出てきましたね。

この後に、赤ワインを飲みました。



お料理はおまかせで。


生ハムのサラダ


スモークサーモンのタルタル


珍しいカスベ! パン粉焼き





今回も、個性豊かなワインが揃いました。
ごちそうさまでした

Le Cœur ル・クール
東京都港区六本木7-9-5 森長ビル2F
http://www.lecoeur-roppongi.jp/


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